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[データマネジメント2012]

【session 12】「InfoFrame Relational Store」のポテンシャルを強調するNEC

2012年5月10日(木)

RDBとKVSの特徴を両立させたデータベースで タイムリーな情報提供によるビジネス高度化を実現 NECのセッションでは、第三ITソフトウェア事業部技術主幹の北澤敦氏が「ビッグデータ時代における情報活用基盤 NECが提案する新たなデータベース」と題して講演。同氏はビッグデータ活用のポイントを整理しながら、実際の利用においては「タイムリーな情報提供」が重要だと指摘。具体的なソリューションとして、データベース新製品「InfoFrame Relational Store」を紹介した。

北澤敦氏 NEC
第三ITソフトウェア事業部
技術主幹
北澤 敦 氏

ビッグデータの特徴を示すキーワードとして、3つの「V」がある。それぞれ、Volume(データ量)、Velocity(速度や頻度)、Variety(多様性)の頭文字であり、各領域においてデータが急激に変化し、新しい課題や価値が生まれてきていることを指すものだ。NECのセッションに登壇した第三ITソフトウェア事業部技術主幹の北澤敦氏は、それを踏まえたうえで、ビッグデータの活用にあたっては、実際の利用シーンに注目することが必要だと指摘。その際には、もう1つのVとして「Variability」が重要になってくると説明した。

「Variabilityというのは、状況などに応じたタイムリーな情報提供のこと。単にデータを蓄積・解析するだけではビッグデータの価値を最大化することは難しい。解析した結果を公開し、そこからフィードバックを得ていくような仕組みを整備することが重要だ」(北澤氏)

同氏によると、ポイントは2つある。1つは、解析結果から一定の「規則」に沿って知見を抽出し、イベントとして現場レベルがチェックできるようにすること。もう1つは、チェックした結果をクラウド基盤などに「公開」し、いつでも問題を追跡できるようにしておくことだ。

RDBの開発容易性とKVSの拡張性の高さを両立

北澤氏は、ビッグデータの活用には、タイムリーな情報を提供を実現する「大量データ」の「高速処理」に対応したデータベースが不可欠だとし、NECが今年2月に発表した「InfoFrame Relational Store」を紹介した。同製品の最大の特徴は、従来のリレーショナルデータベース(RDB)が持つ開発容易性と、キーバリューストア(KVS)が持つ優れた拡張性を両立させている点にある。

既存のRDBは、オープンなインタフェースを持ち高速なトランザクション処理を得意とする反面、データ量やアクセス数増加への対応には難しさがあった。一方、KVSは、拡張性が高いものの、独自アプリケーションのインタフェースやシステム設計専門知識が必要で、ミッションクリティカル性の高いシステムの構築が難しいなどの課題があった。

InfoFrame Relational Storeは、KVSに対するトランザクション処理とSQLアクセスを実現することで、こうした課題の解決を図った製品だ。独自技術「MicroSharding」で信頼性の高いデータ処理を具現化。複数のデータを一カ所にまとめてメモリー上で処理することで、高速なトランザクション処理を実現する。

サーバーやストレージのデータを常に複数のバックアップサーバーに複製しているため、ハードが故障してもデータを確実に保護することができる。また、マスターとなるサーバーの障害を検出した際には1秒以内に切り替えることができるなど、サービスの中断が許されないミッションクリティカル性の高い業務にも耐えられるよう配慮している。

北澤氏は、「膨大なデータを活用し、ビジネス上の価値を最大化するためには、タイムリーな情報提供がカギになる。InfoFrame Relational Storeはそうしたニーズに応える製品だ」と重ねて強調した。

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