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「フューチャーセンター」を知っていますか?

2012年7月9日(月)

利害関係者を一堂に集め、適切なファシリテーション(司会進行)によって複雑な問題の解決策を生み出したり、新しい何かを創造する─。これを実施する場として、「フューチャーセンター」という概念があることを最近、知った。書籍「フューチャーセンターをつくろう」(プレジデント社)によると、その骨子は「対話をイノベーションにつなげる仕組み」であり、最初の発想は「未来の知的資本を生み出す場」だという。

「え、それって普通の会議室と何が違うの?」とか、「創造性を発揮できるよう、ソファや壁の色に気を配ったおしゃれな空間のこと?」といった疑問が出るかも知れない。事実、筆者も最初に聞いたときはそう思った。

しかしそれは間違い。例えば、学校は施設名称ではなく、教育プログラムという機能を提供し、学習をする場を意味する“概念”である。この場合の施設名称は校舎になると本書は説く。フューチャーセンターも同様で、「創造的なワークショップのファシリテーションという機能を提供し、対話やアイデア創出という活動を行うための概念」。物理的な施設である会議室やしゃれた空間とは、異なるのだ。

そんなフューチャーセンターを設ける動きが増えている。東京海上日動システムズや大阪ガスはその一例である。SNSを駆使するコミュニケーションが大流行の今日、人と人の対話によるリアルな場が関心を集め始めているのは、面白いというか、注目に値する現象だと思う。

6月初め、米大手ITベンダーが相次ぎクラウドに関する発表を行った。マイクロソフトは、RedHatをのぞく主要なLinuxのサポート、Azureのインスタンスとオンプレミス環境をセキュアに結ぶ仮想ネットワーク、OSSを使ったWebサイトの構築、実行環境、管理ポータルの改良など、Azureの強化を発表。特に開発環境の強化が、大きなポイントだ。

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