[事例ニュース]

5月のユーザー導入事例まとめ~資生堂、グローバル人事管理システムを運用開始 ほか

2012年6月6日(水)IT Leaders編集部

1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

セキュリティ

松阪市民病院、電子カルテのセキュリティを強化

三重県松阪市にある同院では、「病院情報システム」と呼ぶ電子カルテを導入して、画像検査などのフィルムレス化を推進している。今後は、自宅などにいる主治医や専門医が、夜間救急診療の当直医を支援できるよう、電子カルテに対する院外からのアクセスを許可する予定。その際の情報漏えいが懸念材料だった。日本セーフネットのワンタイムパスワードソフト「MobilePASS」を導入した。 (2012/4/19)

在庫管理システム

オリーブ・デ・オリーブ、社内の在庫情報を統合

女性向けアパレルブランド「OLIVE des OLIVE」を手掛ける同社。実店舗と通販サイトの在庫情報を別々のシステムで管理していたため、商品登録を二重に行わなければならず、相互に商品を融通することも難しかった。2つのシステムを連携させて、商品在庫や受注状況、配送データなどを自動同期するようにした。パイプドビッツのECプラットフォーム「スパイラルEC」を利用した。 (2012/4/19)

基幹システム

資生堂、グローバル人事管理システムを運用開始

本社・関連会社のマネジメント層を育成するためのグローバルタレントマネジメントシステムを構築した。従業員のスキルを把握したり、各役職の要件を管理したりする機能を備える。国内約3万人の給与計算システムも統合している。2009年10月よりプロジェクトを開始。2012年1月から国内で運用開始した。日本IBMが構築を担当。SAPの「SAP ERP Human Capital Management」を利用した。 (2012/4/23)

クラウド

損害保険ジャパングループ、Google Apps導入を決定

全従業員3万人が対象。2013年5月より運用を開始する。現時点では日本国内最大のGoogle Appsユーザーとなる。海外拠点とのコミュニケーションの強化、事業継続計画のマネジメント、在宅勤務の支援などが主な目的。2014年度上半期に予定する日本興亜損保との合併も視野に入れた。導入後は、スマートフォンやタブレットPCなどのデバイスを活用して、新しいワークスタイルも推進する予定。 (2012/4/25)

スマートタブレット

国立スポーツ科学センター、五輪に向けタブレット活用

ロンドン五輪でのメダル獲得数向上を目指して、「チーム『ニッポン』マルチサポート事業」を推進。その一環として、スマートデバイスを導入した。例えば、フェンシングナショナルチームでは、相手選手の試合や選手自身のトレーニングの動画を保存して、得失点や攻撃・防御の回数を数値化、戦略立案に役立てる。コンテンツの管理にはインフォテリアの「Handbook」を採用した。 (2012/4/26)

決済システム

交通銀行、日銀決済システムを導入

上海に本店を置く同行。外国為替円決済制度の直接加盟銀行になるタイミングで、東京支店に日銀決済システムを導入した。海外から国内に円を送金したり、金融機関同士で為替売買を行ったりする際に、円資金の決済を行う。2012年4月から利用を開始した。多数の機能を備え、開発コストの削減を見込めることなどから、NRIが提供するASPサービス「I-STAR/LC」を採用した。 (2012/4/26)

情報共有、クラウド

KDDI、8600店舗の情報基盤をクラウドで構築

今年から始まった成長戦略では、販売の主軸として「auショップ」の強化を優先事項に位置付ける。キャンペーン施策などの指示を正確に伝達したり、高業績の店舗のノウハウを共有したりして、競争力を高めるために情報共有基盤を整備した。ドリーム・アーツのクラウド型店舗マネジメントシステム「Shopらん」を自社クラウド上に導入。2012年2月から運用を開始している。 (2012/5/8)

ネットワーク

エンタテインメントプラス、帯域制御装置を導入

チケット販売サイト「e+」を運営する同社。人気公演のチケット販売開始時に多数のアクセスが集中して、他の公演の購入に影響を及ぼしていた。同一インフラで運用するアウトソーシングサービスのパフォーマンスが低下することもあったという。これまでは、管理者が手動制御で対応していたが、運用の負荷を軽減すべくブルーコートの帯域制御装置「PacketShaper」を導入した。 (2012/5/8)

コールセンターシステム

アスクル、コールセンターシステムを構築

全国3拠点、約700人のオペレーターが利用する。システム構築にあたっては、アジャイル開発手法の1つである「スクラム」を採用。旧システム構築時と比較して、導入期間を3分の1に短縮、導入コストを5分の1に削減した。構築はプライスウォーターハウスクーパースが担当。セールスフォース・ドットコムの「Service Cloud」を使用した。2012年3月26日より利用を開始している。 (2012/5/10)

メールサーバー

エレマテック、メールシステムをクラウドで刷新

国内21拠点、海外36拠点で、エレクトロニクス関連の材料・部品を提供する同社。前身である高千穂電気と大西電気の合併に伴い、各国独自に運用していたメールシステムをグローバルで統一した。運用コスト削減や、国外での使い勝手などを考慮して、クラウドサービスを選択。Microsoft Office 365 のExchange Online、SharePoint Online、Lync Onlineなどを導入した。 (2012/5/10)

重複排除ストレージ

クラシエ製薬、基幹システムのバックアップ基盤を刷新

ハードウェアの更新を機に、基幹システムをデータセンターに移設。業務データの日次バックアップの保管先をテープからディスクに切り替えた。テープメディアの入れ替えや、外部保管の手続きなどの運用工数が大きかった。テープ装置をエミュレートする仮想テープライブラリを使って、基幹システムへの影響を防いだ。EMCの重複除外ストレージ「EMC Data Domain」を使用した。 (2012/05/14)

基幹システム、クラウド

土佐市ら高知県5市町、基幹システムをクラウドで刷新

土佐市、須崎市、中土佐町、津野町、四万十町の5市町が対象。従来、独自に基幹システムを構築、運用してきたが、運用コストの削減や職員の負担の軽減、法改正への迅速な対応などが課題だった。NECが構築を担当。地方公共団体向けの基幹業務システムのうち、住民情報、税務、国保、年金などのモジュールと、パッケージソフトを組み合わせて、クラウドサービスとして提供する。 (2012/5/14)

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