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性能管理ソフト大手のアイ・アイ・エム、 6月末から主力の「ES/1 NEO」を欧米に輸出へ

2012年6月26日(火)

日本製ソフトウェアの輸出はチャレンジこそ少なくないが、圧倒的に輸入超過。その傾向はむしろ加速している--。こんな状況に一石を投じるべく、アイ・アイ・アム(IIM)がIBMメインフレーム用の性能管理ソフトウェア、「ES/1 NEO MFシリーズ」の輸出に乗り出す。業務提携先の英Metron Technologyおよび米Metron-Atheneを通じ、6月末から欧米での販売を開始した。

「ES/1 NEO」はハードはもとより、OSやDBMS、トランザクション処理など各種ミドルウェアのパフォーマンスに関わるデータを把握。自動解析した上でシステムのチューニング項目をレポートする機能を持つソフト。システムを構成する要素同士の相関も分析するのでボトルネックを絞り込める、稼働状況をビジュアルなグラフ形式で表示するので長期にわたる傾向や異常の予兆を把握しやすい、といった点が特徴だ。

ES/1 NEOにはメインフレーム環境向けのMFシリーズのほか、UNIXサーバーやWindowsなどIAサーバー用のCSシリーズがあり、IIMによるとMFシリーズは800サイト2500台のメインフレーム、CSシリーズは2万台以上のサーバーで実績があるという。輸出するのは、このうちMFシリーズ。国内のユーザー企業から「海外拠点でも使いたい」との要望が増えており、また英Metronからも「競争力はあるし需要もある」とのアドバイスを得て、製品やマニュアルなどを英語化。輸出に踏み切ることにした。英Metronはオープンシステム向けの性能管理ソフト「Athene」を擁しているが、IBMメインフレーム向けソフトを持たないことも大きい。

IIMは、国内ではES/1 NEOをレンタル方式で販売している。初期費用を下げられるのに加え、「サポートがダメなら、ユーザーは無駄なく利用を停止できる。厳しいが、緊張関係を保てるため当社にもメリットがある」(同社)との考えからだ。Metronを通じた輸出販売では、レンタルに加え、一般的な買取と保守、およびサービス提供(運用受託)の3パターンを想定している。

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