[イベントレポート]

先進ユーザーとしても実践!日立製作所のセンシングデータ活用

2012年7月31日(火)

センサーなどから生み出されるデータを活用するM2Mソリューション。企業のビジネス活動において、どのような成果が期待できるのか。2012年6月29日、東京・ベルサール八重洲で開催されたセミナー「IT Leaders フォーラム 2012」から、日立製作所 PFビジネス本部 ビッグデータビジネス推進部 担当部長の山口俊朗氏によるセッション「日立のセンシングデータ活用事例 「実業×IT」が相乗効果を生み出す」の模様をレポートする。

日立製作所 PFビジネス本部 ビッグデータビジネス推進部 担当部長の山口俊朗氏
日立製作所 PFビジネス本部
ビッグデータビジネス推進部 担当部長
山口俊朗氏

 通信モジュールの低価格化や、センサー技術の発達によって、高度なビジネス利用への道が見えてきたM2M(Machine to Machine)。ユーザー企業にどのような可能性を開くのか。その格好の事例となるのが日立製作所である。同社は、ITベンダーとしてこのテーマに取り組むとともに、自らのビジネスに活用する先進ユーザーでもあり続けてきた。

 例えば、ガスタービンの保全システムもその1つだ。ガスタービンは、軽油や天然ガスを燃やして動力を得るエンジンの一種。発電設備などに利用される。新興国や資源国の経済発展に伴い、電力やエネルギーの需要が急増。出力規模が手ごろで、短納期が可能なガスタービンの需要が伸びている。

 一方、ガスタービンは精密機械のため、販売後も稼働状況をモニタリングしたり、メンテナンスしたりする必要がある。特に、最近はユーザー層の拡大に伴い、不具合が発生した際の解決をメーカー側に求めるケースが増加。こうした要望に応え、素早く問題に対処するためには、ガスタービンの状況を常に把握しておく必要がある。

 そこで、日立は、全世界で稼働する自社のガスタービンに、200個以上のセンサーを装備。主要な部品の温度や振動、圧力などのデータを収集している。データは、インターネットを利用して、日本国内に設置した日立のデータセンターに送信。その量は、1日あたり2GB、1年間で720GB程度になる。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

関連記事

先進ユーザーとしても実践!日立製作所のセンシングデータ活用センサーなどから生み出されるデータを活用するM2Mソリューション。企業のビジネス活動において、どのような成果が期待できるのか。2012年6月29日、東京・ベルサール八重洲で開催されたセミナー「IT Leaders フォーラム 2012」から、日立製作所 PFビジネス本部 ビッグデータビジネス推進部 担当部長の山口俊朗氏によるセッション「日立のセンシングデータ活用事例 「実業×IT」が相乗効果を生み出す」の模様をレポートする。

PAGE TOP