[最前線]

シリコンバレーに見る、テストツールの最新動向

2013年3月5日(火)

テスト工程のあり方を見つめ直す 2012年7月、シリコンバレーの視察に出かけた。システム開発を支援するテストツールの最新動向を調査するのが主な目的である。その一環でIT投資を最適化するために役立つツールの状況もヒアリングした。本稿では、現地で得た情報をもとに「IT投資バランスの最適化」と「システム品質の向上」という2つの視点でレポートする。

より戦略的な情報システムへの投資割合の増加や、IT投資全体の抑制が声高に求められるようになって久しい。企業のIT部門はこれまで何年にもわたって理想的なIT投資のバランスを実現するために努力を続けてきたことだろう。しかし、現在も多くの企業では、既存システムの維持と運用に対するIT投資と、業務革新や新サービス創出などに対するIT投資の配分は「7対3」といわれている。理想とする「5対5」を実現する企業は少ないのが現状だ。

理想的なIT投資にならない理由はいくつか考えられる。中でも根深い課題の1つが、システム開発や運用、情報(データ)管理といった日々のIT活動がブラックボックス化している点が挙げられる。

多くの企業は営業活動の効率化や改善を目的に、SFA(営業支援)システムやCRM(顧客関係管理)システムなどを導入し、顧客への提案活動の進ちょくやクロスセル/アップセルに結びつくような顧客情報などを可視化してきた。ERPパッケージを導入して日々の財務活動を可視化し、収益改善に役立てる努力もしてきた。

しかし、こうした業務の実態を可視化するためのITの整備や運用はブラックボックスと化している。そんな例は決して珍しくない。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

【次ページ】
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
バックナンバー
最前線一覧へ
関連記事

シリコンバレーに見る、テストツールの最新動向テスト工程のあり方を見つめ直す 2012年7月、シリコンバレーの視察に出かけた。システム開発を支援するテストツールの最新動向を調査するのが主な目的である。その一環でIT投資を最適化するために役立つツールの状況もヒアリングした。本稿では、現地で得た情報をもとに「IT投資バランスの最適化」と「システム品質の向上」という2つの視点でレポートする。

PAGE TOP