コラボレーション コラボレーション記事一覧へ

【Special】

世界の精鋭エンジニアに鍛え上げられた次世代のコラボレーション基盤

2013年10月8日(火)

アトラシアンがConfluenceで問う情報共有の理想形 ビジネスの現場で繰り広げられる非定型業務の生産性をいかに高めるか。メール+添付ファイルというスタイルに多くが限界を感じる中、注目を集め始めたのがアトラシアンの「Confluence」だ。その概要を解説する。

 新システムの構築、製品の企画開発、販促キャンペーンの決定…。企業活動の中では、社内外の人々を巻き込んだ様々な“プロジェクト”が展開されている。それら1つひとつの生産性をいかに高めていくか。些細なことと感じるかもしれないが、その地道な努力の積み重ねが、企業の競争力につながっていくのは紛れもない事実だ。

 では実際の現場では、どのような取り組みがなされているか。プロジェクトメンバー同士の情報共有という側面で、おそらく、もっともポピュラーな手段は「電子メール+オフィス文書の添付」だろう。個々人がExcelファイルなどで資料を作成し、それを関連するメンバーに同報するというスタイルは今なお様々な場面で使われている。

 しかし、その欠点や限界もまた、多くの人が感じているはずだ。幾度となく添付メールをやり取りする中で、(1)どれが最新版の資料か分からなくなる、(2)本文に綴られる議論の展開が追いにくい、(3)同報すべきメンバーが徹底されない、(4)メールは個人に属する情報なので引き継ぎがしにくい、(5)他の膨大なメールの中に埋もれて見過ごしてしまう…。こうした課題は枚挙に暇がない。抜本から解決するには、プロジェクト遂行を強力に支援する情報共有&コラボレーションの基盤が不可欠であるとの認識が急速に広がっている。

JIRAを足がかりに草の根で知名度アップ

アトラシアンでマーケティングマネージャーを務める大澤俊介氏
アトラシアンでマーケティングマネージャーを務める大澤俊介氏

 組織の生産性向上というテーマに早期から問題意識を掲げ、ソリューションを提供しているのがアトラシアンだ。この6月には日本法人も発足させ、市場展開に力を注いでいる。

 オーストラリア・シドニーをルーツとし、今や米国など世界各国で事業展開するアトラシアン。元々はシステム開発を担うエンジニア同士がコラボレーションを図るツールを提供し、地歩を固めてきた経緯がある。プロジェクトが抱える課題を共有しアクションへとつなげるツール「JIRA」はその筆頭であり、さらにラインナップを強化している最中にある。

 「大手を中心にワールドワイドですでに2万5000社が当社の製品を採用しています。ネット関連など、最先端の現場で日夜活躍しているエンジニアの多くがJIRAやアトラシアンの名前を認知していると自負しています」と日本法人のスチュアート・ハリントン社長は話す。

 各国の精鋭エンジニアが使い込んで新たな要望を打ち出す。それに応える形で機能拡張を施す。そのサイクルが製品の完成度に磨きをかけ、口コミも手伝ってユーザーを広げてきた。このボトムアップ的なアプローチは今、システム開発部隊の枠を越えて、一般の事業部門のコラボレーションを加速するツールとしても注目を集め始めた。特定部署で実績を上げたツールの噂を聞きつけ、周辺部署にも適用を広げようというわけだ。

 プロジェクトにおける情報共有やコラボレーションを目的にアトラシアンが市場投入しているプロダクトが「Confluence(コンフルエンス)である。

 多くの機能を内包しているので一口で表現するのは難しいが、要はメンバー全員が知っておくべきことややるべきことなどを一元管理し、皆でその時々の成果物を確認しながら完成形に近づけていくための情報基盤である。複数メンバーで1つの文書を作成するWikiや、個人の発言やそれへのコメントがタイムラインに並ぶソーシャルの形式など、ネットの世界で一般的な手法やスタイルを、ビジネスの現場で違和感なく使えるように随所に工夫を凝らしている。

 マーケティングマネージャーの大澤俊介氏は「Confluenceにさえアクセスすれば、プロジェクトの現況や自分がアクションすべきことが一目瞭然になる。機能的に奥は深いけれど、見た目はいたってシンプルに徹している。それがConfluenceなのです」と説明する。

関連記事

世界の精鋭エンジニアに鍛え上げられた次世代のコラボレーション基盤アトラシアンがConfluenceで問う情報共有の理想形 ビジネスの現場で繰り広げられる非定型業務の生産性をいかに高めるか。メール+添付ファイルというスタイルに多くが限界を感じる中、注目を集め始めたのがアトラシアンの「Confluence」だ。その概要を解説する。

PAGE TOP