[調査・レポート]

米Red HatのCEO「実用的ハイブリッドクラウドに向けた選択と集中」を語る

2013年11月14日(木)川上 潤司(IT Leaders編集部)

2013年11月13日、レッドハットは都内で「Red Hat Partner Executive Summit 2013」を開催した。国内主要パートナーの幹部が集い、来日している米国本社のCEO、ジム・ホワイトハースト氏と意見を交換。11月15日の大型イベント「RED HAT FORUM Tokyo 2013」を前に、ホワイトハーストCEOが語った同社の基本戦略を中心にレポートする。

会場は都心のホテルの上層階にある瀟洒なレストラン。レッドハットの国内主要パートナー20社の幹部31人が集う中で、スピーチの口火を切ったのは日本法人の廣川裕司 代表取締役社長だ。「1993年に設立した米レッドハットは20周年を迎え、“成人”の域に達した。その責任に見合うだけの業績を上げていることは、本イベントの会場が年々、グレードアップしていることからも分かるはず」とのコメントに会場が沸いた。

写真1 レッドハット日本法人の廣川裕司 代表取締役社長

「レッドハットといえばLinuxを想起する人がまだ多数派だが、OSにとどまらずにアプリケーションサーバーや仮想化などの領域に幅を広げ、今ではデータセンターに必要となるソフトウェア製品群のほとんどをカバーできるようになった」と言及。注力分野として「プラットフォーム」「ミドルウェア」「クラウド管理」「仮想化」「ストレージ」の5分野を挙げ、それぞれの具体的な取り組みを解説。企業ITの世界に、OSSをベースとする新風が大きなインパクトを与えていることを強調した。

その上で同社のミッションは「オープンソースによる技術革新を図るユーザー、開発者、パートナーとの橋渡しになること」とし、それぞれの互恵関係を築きながら、時代変化に合わせたポートフォリオを充実させていく意気込みを語った。

続いて、廣川社長からマイクを受け取ったのが米国本社のジム・ホワイトハーストCEO。「技術的に詳しいパートナーの皆さんの前で、くどくど製品の機能を話すのはこの場に相応しくない」とし、事業の基本戦略として今何を考えているかを話すことに照準を当てた。以下では、ホワイトハーストCEOのスピーチの骨子をまとめる。

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