【Special】

「10年先を見据えたシステム像を描け」英マイクロフォーカス CTO Stuart McGill氏

2013年12月20日(金)

オンプレミスをクラウドに移行する機運が高まる中、COBOLアプリケーションをクラウドに実装するのは現実的か。英マイクロフォーカスのCTO、Stuart McGill氏に、クラウドに対する取り組みを聞いた。

英マイクロフォーカス
CTO Stuart McGill氏

―─基幹系システムで使っているCOBOLアプリケーションを、クラウド化しようとする顧客は増えている?

McGill氏:政府や金融向けのCOBOLアプリケーションをクラウドに移行した事例がある。ミッションクリティカルなアプリケーションでも、クラウド化を検討する兆しが徐々に出始めている。ただし、クラウド化することに慎重な姿勢を示す企業は少なくない。評価するのに時間を要するケースが多い。

―─クラウドに移行した際、これまで同様の性能を担保できるのか?

McGill氏:顧客の大半がクラウド移行による性能低下を懸念する。しかし負荷に応じて動的にリソースを拡張できるのがクラウドのメリット。ハードウェアも安価に調達できるし、スケールアウトや並列分散処理といった技術も使える。メインフレームならば、性能を高めるのに何年もかかる。ハードウェアの追加投資も難しいだろう。クラウドはこれら課題を解消できる。

―─ただしリスクもある。

McGill氏:クラウドは万能ではない。インフラとして脆弱な面があるのは事実。性能とリスクのバランスを勘案しながら運用することが必要だ。アプリケーションの性能や稼働状況を監視し、異常時には迅速に対処できる体制を整えることが重要である。

―─マイクロフォーカスとしてクラウド移行を促進したい?

McGill氏:当社では、クラウドでもCOBOLアプリケーションが問題なく稼働することを実証済みだ。企業は「クラウドで動く」ことを前提に、新たなインフラの導入に乗り出してほしい。その時、導入までに数年かかることを想定し、5年10年先を見据えたアーキテクチャやトレンドを踏まえることが必要だ。当社も10年先を見据えた提案を顧客に訴求し続けている。

マイクロフォーカス株式会社
http://www.microfocus.co.jp/

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