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製造業のコスト管理を支援するインメモリー対応アプリ、日本オラクルが発売

2014年2月20日(木)志度 昌宏(IT Leaders編集部)

日本オラクルは2014年2月20日、プロセス製造業におけるコスト管理を支援するためのインメモリー環境を利用できる分析アプリケーション「Oracle In-Memory Cost Management for Process Industries」の提供を開始したと発表した。同社製ERPソフト「OracleE-Business Suite」のコスト管理アプリケーションと組み合わせることで、企業や組織の収益率拡大に向けた意思決定を支援できるという。

 Oracle In-Memory Cost Management for Process Industriesが対象にするのは、天然資源・素材、化学品、医薬・化粧品、食品・飲料、消費財といったプロセス産業。グローバルなサプライチェーン全体における製造コスト情報から原価を算出し、製造、調達、財務などの各業務担当者に提供する。

 グローバル化が進む製造業では、サプライチェーンにおける各工程のコスト管理はもとより、材料や部品をやり取りする中で、実質的なコスト構造が把握できなくなり、最終的に十分な利益が出ているのかが把握しづらくなっている。

 製造コストに関する利益率の正確な算出・分析ニーズに対し、Oracle In-Memory Cost Management for Process Industriesは、「Cost Impact Simulator」「Gross Profit Analyzer」「Cost Comparison Tool」の3つのツールを用意する。

 Cost Impact Simulatorは、コストの影響を分析するためのもの。製造コストを可視化するほか、将来予測のシミュレーションや、複数のシナリオに基づくWhat-If分析ができる。

 Gross Profit Analyzerは、売上総利益を分析する。売上高、収益、コストといった情報から、利益を可視化する。需要予測や未出荷の受注情報を含めて、将来の利益率への影響も評価する。

 Cost Comparison Toolは、コスト比較を可能にする。複数の製造拠点や複数のグループ会社をまたがるコスト構造を持つ製品の原価を可視化したり分析したりする。コストの削減状況や、それに伴うコスト構造全体への影響が把握できるようになる。

 Oracle In-Memory Cost Management for Process Industriesの動作環境は、データベース専用機の「Oracle Exadata Database Machine」と、垂直統合型システム基盤である「Oracle SuperCluster」、分析専用機の「Oracle Exalytics In-Memory Machine」を組み合わせたものにある。同環境で、最適に稼働するように設計されているという。

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