[事例ニュース]

比叡山延暦寺、音声ペンを活用した情報発信で外国人観光客の心をつかむ

2014年3月10日(月)IT Leaders編集部

比叡山延暦寺は2014年4月、ペン型読取機(音声ペン)を活用した案内サービスを開始する。外国人観光客の満足度向上が狙い。2014年3月10日、サービス開発を支援したセーラー万年筆とエムビジュアルが発表した。

比叡山延暦寺を訪れる観光客の数は、年間60万人を超える。なかでも、外国人観光客の比率が年々増加している。2020年に行われる東京オリンピックや、国土交通省観光庁が押し進めるインバウンド振興施策により、その数は今後ますます増加すると見られる。

しかしこれまで、外国人観光客に対する同寺の情報発信は万全とは言えなかった。各種言語に堪能な案内人を一定数そろえたり、言語ごとにガイドブックを作成することは難しかったからだ。このため、寺の魅力を十分に伝えられていないという悩みがあった。

そこで同寺は、ガイドブックから読み取ったデータを、多言語で読み上げる音声ペンを導入。主に外国人観光客をターゲットにした新たな案内サービスを開始することにした。

新サービスは、延暦寺やその周辺の見所やルートマップ、飲食店などを地図やイラスト、写真でまとめたガイドブックを500円で販売。購入者に音声ペンをレンタルするというものだ。観光客が音声ペンで地図・写真・イラストにタッチすると、音声ペンがそこに埋め込まれたドットパターンを認識。音声案内を再生する。言語は日本語や英語、中国語、韓国語などからタッチ操作で選択可能である。

新サービスにより、観光客は自分のペースで境内や周辺地域を散策し、好きな時に音声ガイドを聞くことができるようになる。見どころを見逃すこともなくなる。結果として、比叡山への理解が深まり、高い満足度を得られる。同寺は、年間3万人が新サービスを利用すると見込んでいる。

プロジェクトの概要
ユーザー名 比叡山延暦寺
業種 宗教法人
導入システム 多言語案内サービス
導入目的 外国人観光客の満足度向上
導入時期 2014年4月
主な利用製品 「音声ペン AP-1」(セーラー万年筆)
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