[事例ニュース]

日本事務器、サーバーやネットワークの仮想化により開発環境の構築期間を10分の1以下に短縮

2014年3月12日(水)IT Leaders編集部

システム開発・運用保守を手がける日本事務器は、サービス提供スピードの向上を目的に、プライベートクラウド基盤を整備した。開発環境の構築にかかる期間を10分の1以下に短縮する効果が出ているという。

クラウドの利用やアジャイル開発…。ライバルとのせめぎ合いや顧客ニーズの多様化などで競争条件が目まぐるしく変わる中、「目的とするシステムをいかに速やかにリリースするか」がユーザー企業に重くのしかかっている。

それは、システム開発業者を選択する目も厳しくしている。スクラッチ開発案件でもスピード追求は大命題。システムを動かす環境にしても、プライベート/パブリッククラウドを巡る動きが激しいだけに、最新技術へのキャッチアップを訴求できなければ声がかからない。

日本事務器(NJC)はこうしたニーズに応える体制を整えることを狙い、顧客向けシステム開発の基盤を刷新した。具体的には、プライベートクラウド環境を整備。サーバーなどコンピューティングリソースの仮想化にとどまらず、SDN(Software Defined Network、ネットワーク仮想化)も採用したのが特徴である。

業務処理量の変動や新システムの追加などに即応するIT基盤を具現化するためにサーバー仮想化はすでに多くの取り組みがあるが、ネットワークの仮想化はなかなか進んでいない。NJCはまず社内環境でノウハウを蓄積し、それを顧客案件に展開しようとの狙いがある。

新しい環境においては、リソース調達をはじめ、開発環境構築の際に発生する作業を大幅に自動化。これにより、従来1カ月ほどかかっていたものを、約3時間に短縮する効果をあげているという。一連の取り組みの延長で、開発のスピードアップ、運用コスト削減、リソースの効率的活用といったスキル/ノウハウをさらに蓄え、ソリューション提案力の向上を図る。

サーバーやストレージなどクラウド環境全体の管理を司るクラウド基盤ソフトウェアには、OSSのCloudStackを採用。ネットワークの仮想化やプール化には、NECのSDN製品を利用している。

プロジェクトの概要
ユーザー名 日本事務器
業種 システム開発・運用保守
導入システム 開発基盤システム
導入目的 開発スピードの向上
導入時期
主な利用製品 「CloudStack」(OSS)、「UNIVERGE PFシリーズ」(NEC)
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