[愛されるモバイルアプリを作るための7つの質問]

【第3回】自社のモバイルアプリがどうにも使いづらいのはなぜ?

2014年3月25日(火)緒方 啓吾(IT Leaders編集部)

今や、モバイル活用は企業ITの最重要テーマの1つ。しかし、モバイルアプリの開発には全く土地勘がないという読者も多いのでは。分からないことは先達に尋ねるのが一番だ。本連載では、ニフティ、はてな、GREEでコンシューマ向けサービス開発の最前線に立ってきた伊藤直也氏に、モバイルアプリ開発の定石を聞く。 (緒方 啓吾=IT Leaders編集部/監修:伊藤直也)

図2:「じ、15個も項目を入力しろっていうのか?! こっちは急いでいるのに・・・」ユースケースがユーザーの行動に寄り添っていなければ、アプリは使いづらいものになってしまう
図1:「10個も項目入力するのか?! 急いでいるのに!」
ユーザーの行動に寄り添っていないアプリは使いづらい

Q3:今一つ、アプリが使いづらい。デザインは洗練されているのだが・・・

A:ユースケースの設計が適切でない可能性がある。ユースケースとは、利用シーンを明確化すること。自分たちが作るアプリは、「誰が」「どんな時に」「どんな目的」で利用するのか。ユーザーの目的を達成するために、アプリがどんな機能を備えるべきかを考える。

 ユースケースが曖昧だったり、ユーザーの実態とかけ離れていたりすると、いかにグラフィックデザインや、UIデザインが洗練されていても、”使いどころに欠ける“アプリになってしまう。実際に、そうしたアプリは珍しくない。UIやグラフィックデザインと違って目に見えないが、アプリの成否を左右する重要な要素である。

 モバイルアプリのユースケースを設計する上で、特に注意すべきは、PCとモバイルが全く違うデバイスであるという点だ。ハードウェアの性質や、制約が異なる。利用シーンや、やりたいことも違う。単純にPC向けアプリケーションの画面を、モバイル向けに書き換えるだけでは、使いやすいアプリにはならない。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

【次ページ】
  • 1
  • 2
バックナンバー
愛されるモバイルアプリを作るための7つの質問一覧へ
関連記事

【第3回】自社のモバイルアプリがどうにも使いづらいのはなぜ?今や、モバイル活用は企業ITの最重要テーマの1つ。しかし、モバイルアプリの開発には全く土地勘がないという読者も多いのでは。分からないことは先達に尋ねるのが一番だ。本連載では、ニフティ、はてな、GREEでコンシューマ向けサービス開発の最前線に立ってきた伊藤直也氏に、モバイルアプリ開発の定石を聞く。 (緒方 啓吾=IT Leaders編集部/監修:伊藤直也)

PAGE TOP