[調査・レポート]

2013年のサーバー出荷額は前年比1.1%増の4608億円、IDC Japanが調査結果を発表

2014年3月17日(月)IT Leaders編集部

IDC Japanは2014年3月17日、2013年のサーバー市場動向を発表した。ベンダー別のシェアや、2013年第4四半期の出荷額も合わせて公開した。

 2013年のサーバー出荷額は4608億円で、2012年と比べて1.1%増加した(図1)。x86サーバー、メインフレーム、ビジネスサーバー、スーパーコンピュータは前年より出荷額を増やしたが、IA64サーバーとRISCサーバーの出荷額は前年と比べて-40%に落ち込んだ。

図1:国内サーバー市場の推移(出典:IDC Japan)

 x86サーバーの出荷額が全体の63.1%を占める。円安による部材費上昇などの影響により、平均単価は昨年に比べて14.3%増えている。金融や製造、官公庁の大口案件も出荷額の増加を後押しした。

 ベンダー別の出荷額は富士通とNECが同額で、シェアはともに20.6%を占めた(図2)。富士通はx86サーバーの出荷が、NECはメインフレームの出荷が好調だった。

図2:2013年 国内サーバー市場ベンダーシェア(出荷額)(出典:IDC Japan)

 IBMは前年から順位を1つ落として3位だった。RISCサーバーとメインフレームの出荷額が昨年に比べて2ケタのマイナス成長だったことが主な要因。4位のHPはIA64サーバーが、5位の日立製作所はRISCサーバーとメインフレームがそれぞれマイナス成長だった。

 出荷台数も富士通とNECが同率で1位だった。以下、HP、デル、IBM、日立製作所の順位で、前年からの順位変動はなかった。

 IDC Japanは、2013年第4四半期(10~12月)のサーバー市場動向も発表した。出荷額は1147億円で、前年同期と比べて7.0%増えている。x86サーバーとビジネスサーバーの出荷額が2ケタのプラス成長だった半面、IA64サーバー、RISCサーバー、メインフレームの出荷額は2ケタのマイナス成長だった。IA64サーバーのマイナス成長は6期連続、RISCサーバーは8期連続となる。

 ベンダー別の出荷額は、1位がNEC、2位が富士通、3位がIBMという順位だった。NECはx86サーバー、メインフレーム、IA64サーバーの出荷額が前年同期と比べてプラス成長だった。

 なお、ここで言う「x86サーバー」は、x86アーキテクチャのプロセサを採用したWindows/Linux搭載サーバーを指す。「RISC & IA64サーバー」は、Itaniumプロセサを採用したオープン系OS搭載の「IA64サーバー」と、RISCプロセサを採用し、主にUNIXを搭載する「RISCサーバー」の合計となる。「ビジネスサーバー」は、主にオフコンを指す。

 

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