[デスクトップ仮想化基盤[VDI]再入門]

Horizon ViewとXenDesktopはどう違う? VDI製品の選び方

2014年4月4日(金)佐々木 慎介(ネットワンシステムズ)

VDIに関心を持つようになると、次に気になるのは、「どの製品を選ぶべきか」でしょう。今回は、具体的にVDIを実現する主要な製品とその選び方を紹介します。

 
 

 2014年4月時点で、VDIの主力商品は、VMware社の「VMware Horizon View(以下、Horizon View)」とCitrix Systems社の「Citrix XenDesktop(以下、XenDesktop)」の2つです。Microsoft社の「Microsoft VDI」も存在感を増してはいますが、今のところ、まだ「二強」の状態にあるといってよいでしょう。あくまで、筆者の主観ではありますが、実際の状況と大きく違いはないはずです。

 Microsoft VDIも機能的には追いついているものの、国内SIベンダーの多くが既にこの二強のどちらかの製品を推進している状況です。また、企業側も実績のある製品を採用したいと思われることが背景だと想像しています。

 さて、多くの読者が気になるのは、「Horizon ViewとXenDesktopはどう違うか」「どちらを選んだら良いのか?」というものでしょう。結論から言うと、2製品は機能的には若干の差異があるものの、大きな差異はありません。ありきたりな説明ではありますが、VDIという方式がある程度確立された方式であるため、実現方法は違えど出来ることは同じようなものになってしまうといったところでしょうか。

 「そうは言われても、何かしら違いはあるだろう」と思われる方もいらっしゃるでしょう。実際に、選択時に多くのユーザーの頭を悩ませています。そこで、少し細かい話になってしまいますが、あえてここではその差異をいくつか解説しましょう。なお、公平な比較を心掛けていますが、筆者の主観も含まれていることはお含みおきください。

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