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日立、本社と拠点のストレージを仮想化してデータの同期を可能に

2014年4月24日(木)IT Leaders編集部

日立製作所は2014年4月23日、ストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform G1000」を発表した。採用する仮想化技術を強化し、離れた場所にあるストレージを含めて1台のストレージとして運用できるようにした。

 G1000は、同社のハイエンドストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)」の後継機。搭載するプロセサやコントローラを刷新したのに加え、データ転送帯域を広帯域化したことなどにより、VSPより性能を3倍引き上げた。

 「global virtualization」と呼ぶ仮想化技術を採用する。これは、複数のストレージを仮想的に1台のストレージに見せる技術で、物理的に離れた場所にあるストレージを含めて1台に見せられる。2拠点にあるストレージを使って仮想化すれば、両ストレージ間でデータを同期できる。サーバーは両ストレージにアクセスすることが可能で、システムの負荷を分散したり、信頼性を高めたりするのに役立つ。どちらか一方のストレージが故障しても、データに継続してアクセスできる。

 距離が離れたストレージ間のデータを同期する製品には、EMCの「VPLEX」などがあるが、G1000はこうした専用装置を使わずストレージだけでデータを同期する。

 G1000は、日立の既存ストレージ「VSP」、「Hitachi Universal Storage Platform V」、「Hitachi Universal Storage Platform VM」と接続し、これらのリソースを含めて仮想化する機能を備える。サーバーから既存ストレージへのアクセスを停止せずに、既存ストレージの環境をG1000へ移行することができる。

 G1000のデータ保存容量は最大4511TB。G1000にVSPなどの既存ストレージを接続した場合の最大容量は287PBとなる。ファイバチャネルの接続ポート数は最大176となる。

 価格は、容量が1152GB、ファイバチャネルのポート数が16の場合で1億1379万円。「global virtualization」を備えるストレージOS「Hitachi Storage Virtualization Operating System Software」の価格は1600万円から(ともに税別)。

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