[深化するSCM]

【第2回】「S&OP(Sales & Operations)」究極の利益追求へのパラダイム変換

2014年4月29日(火)アビームコンサルティング

「SCM(Supply Chain Management:サプライチェーン・マネジメント)」というキーワードが登場して約30年が経つ。企業全体のコストの最適化を図るために、多くの企業がSCMに取り組んできた。しかし、先進企業は、より深部の業務課題にフォーカスし、さらなるコスト改革へ取り組んでいる。前回は、直接材の陰に隠れ、取り組みが遅れてきた間接材に対する取り組みを紹介した。第2回は、改めて脚光を浴びている「S&OP(Sales and Operations Planning)」を取り上げる。

 S&OP(Sales and Operations Planning)は1988年に、「SCM(Supply Chain Management」「ERP(Enterprise Resource Management)」と共に提唱された手法である。今となっては、決して目新しい言葉ではないが、当社に対するS&OP関連の引き合いが2013年から急増している。なぜ今、S&OPが脚光を浴びているのだろうか?

S&OPが脚光を浴びている理由

 S&OPが今、脚光を浴びている理由の1つは、ビジネス環境の不確実性が加速度的に高まってきたことがある。リーマンショックや、タイでの洪水・大震災、グローバル生産拠点の多様化、新興国市場の興隆などである。

 従来のSCM改革では、在庫適正化をテーマに掲げた取り組みがほとんどだった。そこに向けた施策と実現効果の一例を当社事例から抽出したのが図1である。

図1:「在庫適正化」をゴールにしたSCMの取り組みと実現効果の例

 

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