[矢坂徹の「CIOの心得」]

機能とスキル、そして知識の違いを理解する

2014年5月8日(木)矢坂 徹(ウェッジ・コンサルティング代表)

前回の記事を読んだ読者から、機能やスキル、知識といった言葉の使い分けについて質問をいただいた。大事なポイントなので、今一度、私なりの定義で整理してみたい。

 前回、「ビジネスに恒常的に貢献し、時にはリードするIT部門」に必要なIT機能とは?というテーマを扱いました。その中で、企業内IT部門として、これだけは譲れないという“強み”の部分、つまりは内製機能についても言及しました。

 詳しくは前稿に譲りますが、そこで挙げたのは「戦略企画機能」「テクニカル機能」「ビジネスプロセス分析・改善力」「パートナー対応能力」「財務・管理会計の知識」の5つです。

 これらの機能や部門必須保持能力は、もう少し具体的にはどのようなものか。また、これらは、どのようなスキルを持てば有効にはたらくのか。今回は、例を交えて詳しく解説する予定だったのですが…。

 実は、前回の記事を読んで頂いた方(私のクライアント様のIT部門の方)からこのような質問を受けました。──「矢坂さんが書かれていた『機能』『スキル』『知識』という用語は我々も社内でよく使うのですが、IT部門の必須内製機能に関して考えた場合に、これらの違いはどのように定義されていますか? 漠然とは分かりますが、3つのキーワードを我々は錯綜して使っている気がします。『IT部門が内製化すべき機能とそれを下支えするスキル』と書いてありましたが、機能を下支えするのはスキルですか?」

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