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オプティム、MDMの最新版を発表、MAM、MCM機能を盛り込む

2014年5月30日(金)緒方 啓吾(IT Leaders編集部)

オプティムは2014年5月30日、MDMソフトの最新版「Optimal Biz 7」を発表した。2014年6月末より販売開始する。MAMやMCM、ビジネスアプリなどを取り込んだ、モバイル管理スイートとして訴求する。

「Optimal Biz 7」の全体イメージ「Optimal Biz 7」の全体イメージ
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 オプティムは2008年より「Optimal Biz」の商品名でPC資産管理ソフトの販売をスタート。その後、ブランドを枝分かれさせる形で、MDMソフト「Optimal Biz for Mobile」の提供を2011年に開始した。今回のバージョンアップに合わせて、2つのブランドを統合、「Optimal Biz」の名称で売り出すことにした。最新バージョンは7。

 当面は、PC資産管理ツールと、モバイル管理ツールを同一ブランド名の下で、別商品として販売する。将来的には、PCとモバイルデバイスを一元的に管理できるようにしたい考え。その一環で、PC向けに提供していた機能群をモバイルでも使えるようにした。場所や時間に応じてデバイス設定を自動的に変更する「ZoneManagement」、従業員によるMDM解除を防止する「Secure Shield」などがそれだ。

 また、最新版では、これまで個別提供してきたモバイル関連ツールを取り込んだ。具体的には、(1)アプリ単位でセキュリティを管理するMAM(Mobile Application Management)、(2)業務文書のセキュアに共有するMCM(Mobile Contents Management)、(3)情報漏洩対策を講じたビジネスアプリ「Secure Apps」(メーラーやスケジュール、ブラウザなど)の3つである。

 それぞれ、今回の統合に合わせて、業務用途で必要な機能強化を施した。アプリ単位でのVPN接続や、Active DirectoryやLDAPを使ったユーザー認証、SharepointやExchange、Notes、その他の業務アプリケーションとの連携、といった具合だ。今後は、Optimal BizをMDMもよりも包括的なモバイル管理ソフトとして売り出す。

 利用可能な機能数の異なる3つの価格体系を用意する。MDMとMCMのみの「Entry」パッケージが1台あたり月額300円。MAMとビジネスアプリ群を利用可能な「Basic」パッケージが同500円。デスクトップのリモート操作や、インターネット接続管理などの機能を加えた最上位「Premium」パッケージが同700円。これまでどおり、MDM単体での提供も継続する。提供開始は6月末を予定する。

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