[インタビュー]

「CIOとの密なる対話で技術動向を理解し、価値あるIT投資は大胆に断行する」─米ベライゾンCEO

2014年7月2日(水)川上 潤司(IT Leaders編集部)

米国最大の携帯通信事業者のベライゾン・ワイヤレスを傘下に擁し、ネットワーク、クラウド、セキュリティなど幅広い事業を手がける米ベライゾン。グローバルカンパニーのトップは、目まぐるしいICTの進化をどう捉え、ビジネスに活かそうとしているのか。来日したCEO、ローウェル・マクアダム(Lowell McAdam)氏に話を聞いた。

積極的な買収なども含め、様々な領域に事業を広げている。CEOとして、社内のITプラットフォームにどのような考えを持っているか。

 2013年にベライゾン・ワイヤレスを完全子会社にした経緯があるが、それと前後して同時に17社を統合する取り組みを進めた。狙いの1つには各種サービスを提供するITプラットフォームも標準化・シンプル化して、競合他社よりも優れたコスト構造を実現しようということがある。

米ベライゾンのCEOを務めるローウェル・マクアダム氏

 エンタープライズサービスを提供する部隊というくくりで言うと、ここ4年ほどかけて300くらいのシステムを順次、新しいプラットフォームに移行しているところだ。口で言うのは簡単だが、実際には一筋縄ではいかない難プロジェクト。もっとも、競争優位を生み出す根源でもあるので、全力を尽くしている。だから私のチームの中でもCIOは最も重要なポストの1つである。

 なんと言っても、ビジネススピードを上げられることのメリットは大きい。新しいサービスの仕様を詳細に詰めた後、提供開始に向けてプラットフォームをプロビジョニングするのに、これまでは数週間がかかり、かなりの人手を要した。それが今、作業負荷をかけずに数時間単位で対処できるようになっている。

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