[木内里美の是正勧告]

情報システムにこそ必要なダイエット

2014年7月25日(金)木内 里美

自らダイエットにトライしてみると、気がつくことがたくさんある。10%の減量に成功した暁には体調もすこぶる良くなった。この体験に照らして情報システムのあり方に思いを巡らせてみると、その肥大化の理由なり、対処の心得なりが見えてくる。今回はそんな話をテーマにしてみる。

 筆者がカロリー総量と炭水化物などの摂取を制限する、いわゆる糖質ダイエットを始めて4カ月が過ぎた。きっかけは、ある取材記事の写真だった。腹回りの脂肪が気になりつつも日常のことなのであまり気にも留めていなかった。しかし送られてきた取材記事の写真はどう見ても顔はむくみ、お腹はぽっちゃり型だ。夜の会食が多い日常生活の中で、このまま放置したら健康を損ねるだろうという心配もあった。

4カ月の検証で体重を10%減

 生活習慣の改善には断食が効果的だが、会食の機会が多い日々での実践は難しい。1日の摂取カロリーを基礎代謝+200カロリー程度に制限することと糖質ダイエットに取り組むことにした。やってみてわかったことがいろいろある。

 まず食物のカロリーに敏感になる。内臓脂肪は減りやすいが皮下脂肪は容易に減らない。2カ月後くらいから体の動きが楽になる。減量が進むと運動意欲が増す。やや高めだった血圧が平常の値に戻る。熟睡できるようになる。食べても満腹になることがない…。

 改めて世の中を見ると、食料の少なかった時代と異なり現代の日本では明らかにカロリーも糖質も過剰な摂取になっていると思う。糖質は脳に空腹感や摂取後の充足感を与える作用がある。日常摂取しているものを制限することは、きっぱり止めてしまう禁煙よりもはるかに困難だ。ダイエットに失敗し、リバウンドする事例もよく理解できる。4カ月の検証の結果は、理想体重(10%減)になるとともに血液検査数値がことごとく改善した。

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