[インタビュー]

「Software Defined Storageで、拠点を多く構える企業の悩みに応える」─英StorMagicトップ

2014年7月31日(木)川上 潤司(IT Leaders編集部)

サーバー仮想化環境において、安価なIAサーバー内蔵ディスクを共有ストレージに仕立て上げる。そんな独自製品を展開するのが英StorMagic社だ。来日した同社CEO、Hans O'Sullivan氏に、製品の特徴やターゲットとする顧客層について話を聞いた。

Software Defined Storage製品として「SvSAN」を提供しているが、その実態を詳しく説明してほしい。

 SvSANは、VMware vSphere(ESX)などのハイパーバイザーを動かす物理サーバーのローカルディスクを、iSCSIの共有ストレージとして使えるようにするソフトウエアだ。実態としては仮想アプライアンスとして提供している。

図 SvSANの基本的な仕組み
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 当社は2006年に英国で創業し、2009年にSvSANを市場投入した。2010年には日本でも本格展開を始め、ネットワールドとの代理店契約を足がかりに着実に顧客を増やしてきている。ワールドワイドでの導入実績は2万案件を超えた。

写真 StorMagic社のCEOを務めるHans O'Sullivan氏

 高価な専用ストレージを用意しなくとも、IAサーバーのハードディスクを使って代替させられるメリットは大きい。1つには、これまでストレージ環境を充実させたくともコスト面で二の足を踏んでいた小規模ユーザーにとって朗報になることは間違いない。大規模企業にしても、例えばVMware環境の特徴的機能の1つ、vMotion(仮想マシンのライブマイグレーション)を実行するには共有ストレージが不可欠であり、その投資がサーバー仮想化に関わるコストを肥大化させる要因になっている。“Software Defined”のアプローチで、ストレージに関わるコスト構造を大きく変えられるのだ。

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