[事例ニュース]

静岡銀行、審査業務を自動化して住宅ローン成約率を向上へ

2014年8月14日(木)IT Leaders編集部

静岡銀行は2014年5月19日、住宅ローン審査業務を自動化する支援システムを稼働開始した。これまで営業店が実施していた審査業務を集中処理することにより、審査を迅速化。審査結果を即日または翌日に回答できる体制を整え、成約率の向上を目指す。製品を導入したアイティフォーが、2014年8月13日に発表した。

企業向け融資が伸び悩むなか、銀行各社にとって住宅ローンのシェア拡大は喫緊の課題となっている。より多くの住宅ローン契約を獲得するには、他行よりも早く仮審査の結果をローン申し込み客へ回答できる体制が不可欠だ。静岡銀行はそう判断し、新システムを導入した。

新システムにおいては、これまで営業店が担っていた仮審査業務を自動化した。業務の迅速化とコスト削減が狙いだ。具体的には、ローン申し込み客が提出した書類をイメージファイルとして取り込んでデータ化。個人信用情報の照会や、返済能力・担保の確認、返済の確実性評価、融資の可否判定を実行する。

このほか、担保評価システムや融資支援システム、契約書作成システムといった融資系サブシステム群とのデータ連携機能を実装。仮審査に続く、本審査から成約に至るまでの業務も自動化した。

アイティフォーのパッケージソフトを用いて構築した。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 静岡銀行
業種 金融
導入システム 住宅ローン審査支援システム
導入目的 住宅ローン成約率の向上
主な利用製品 「住宅ローン審査支援システム」(アイティフォー)

 

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