[大元隆志のウェアラブル・ビジネス活用最前線]

JAL×iBeacon×スマートウォッチ、羽田空港での実証実験の狙いと成果

第3回(前編)

2014年9月10日(水)大元 隆志

日本航空株式会社(JAL)と野村総合研究所(NRI)はスマートウォッチとiBeaconを活用した実証実験を2014年7月16日から約一ヶ月に渡り行った。その様子を前後編に分けてレポートする。前編では、実証実験を主導した日本航空の高橋慶太氏に取り組みの背景や概要を聞いた。

高橋啓太氏日本航空 空港企画部 旅客グループ 高橋慶太氏

―航空会社は洋の東西を問わず、先進的なデバイスに興味を持つようですね。以前、英ヴァージン・アトランティック航空がグーグルグラスや、ソニーのスマートウォッチの業務活用を模索していましたが、御社もアップルが開発した近距離無線通信技術iBeaconを使った実証実験を7月に実施されました。その内容を教えて下さい。

 実は、ウェアラブルデバイスを使った実証実験は今回が初めてではありません。2014年5月にホノルル空港で、第1回目を実施しているんです。その時は、空港整備業務でグーグルグラスを活用できるか試しました。

―確か、グーグルグラスを着用してもらい、整備士にハンズフリー環境を提 供することで、現場作業の効率性の向上を狙ったものですよね。

 はい。羽田空港での実証実験はその流れを汲んだものです。今回の目的は、空港接客業務の効率化。そこにウェアラブルデバイスを応用できるかを確かめました。具体的には、搭乗ゲートにiBeaconを設置し、スタッフが持ち歩いているスマートフォンと交信して、誰がどのゲートにいるかをリアルタイムに把握できるようにしました。

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