徹底したデータ分析を、新メニューの開発やマーケティング施策の立案に役立てている、すかいらーく。同社では、業務部門のデータ分析専門チームが、インフラの整備から、データのマネジメントまでをこなしているのが特徴的だ。なぜ、そうしたアプローチを採っているのか。チームを率いる神谷勇樹氏に話を聞いた。
――すかいらーくでは、データ活用やデジタルマーケティングの推進において、どんな体制を採っているのでしょうか?
マーケティング本部という組織が主管しています。組織ができたのは2012年。ここ最近の経営改革の一環です。もともと、当社は商品開発に力を注いできたのですが、新経営陣が、さらにマーケティングも強化していく必要があると判断したわけです。
マーケティング本部には3つのグループがあります。(1)メニュー開発を担当するメニュー開発グループ、(2)広告・宣伝などを担当するマーケティング&プロモーショングループ、(3)データ分析を担当するインサイト戦略グループです。
私が担当するインサイト戦略グループがPOSデータなどを分析し、商品開発やキャンペーンに役立つ知見を導き出します。それをもとに、メニュー開発グループやマーケティング&プロモーショングループがそれぞれ具体的な企画に落とし、アクションを実施するという関係です。
会員登録(無料)が必要です
- 1
- 2
- 次へ >
-
-
-
-
-
Gemini搭載でGoogle CloudのAIプラットフォーム「Vertex AI」が大幅アップデート。企業の生成AI活用に不可欠なデータマネジメントとは
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
大型化、狭額縁化だけじゃないモニターの進化! “機能”と“信頼性”を両輪に差別化を推し進めるレノボの「ThinkVision」
-
WalkMeが2023年のデジタルアダプションアワードを発表。「えきねっと」におけるUX向上事例など、ユーザー間でノウハウを共有するイベントを開催
-
-
Lenovo Tech World Japan 2023 特別対談「レノボ×マイクロソフト」が語る生成AI活用の“現在地”と“近未来”
-
-
-
あらゆるユーザーにAI活用を!「Lenovo Tech World Japan」で提示される企業コンピューティングの近未来像とは?
-
-
-
-
-
-
-