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SAPジャパン、中小企業向けERPの新版「SAP Business One 9.1」をリリース

2015年1月14日(水)IT Leaders編集部

SAPジャパンは2015年1月13日、中小企業向けERPパッケージの新版「SAP Business One 9.1」および「SAP Business One, version for SAP HANA 9.1」をリリースし、同日より提供を開始した。

 両製品の新版では、「リソース」モジュールが新たに採用され、製品生産時の労務や生産用機械などの能力時間を記録しERPに対応したリソースとして管理できるようになった。企業は、リソースマスターデータで労務や機械の日次能力時間を設定し、部品構成表や製造指図で使用するリソースとして指定することで、リソースの実行時間を計算できるほか、リソース原価構成品目の設定が行える。これにより、生産における能力のボトルネックをあらかじめ解消したうえで正確な製造コストの管理が可能になるという。

 また、使用しない画面項目の完全非表示や項目表示位置の変更、タブページの統合・非表示といった、自社の業務内容に合わせた画面インタフェースの詳細なカスタマイズが利用者レベルで行えるようになった。これを活用することで、業務担当者は業務に関連する項目を必要な位置に表示させて業務効率の向上を図ることが可能だ。

 ほかには、複数支店機能が追加され、会社内の複数支店を単一の会社データベース内で管理できるようになっている。本支店間および支店間での取引を仕入れと出荷の形式で処理できることに加え、特定のマスターデータを特定の支店間取引に固定できる。データベースを支店ごとに分割することは不要で、複数支店に共通のマスターデータを利用することにより、情報の一元管理とシンプルで効率的な複数支店管理を行える。

 インメモリーデータベースを基盤とするSAP Business One,version for SAP HANA 9.1については、HTML5ベースのUIアプリ「SAP Fiori」に基づいた新規のコックピット機能が追加されたのが大きな変更点となる。より高度なダッシュボードの表示と、ダッシュボードからアクションへの円滑な推移が可能で、SAP HANAプラットフォーム上で「パーベシブダッシュボード」を構築し、業務ロール別の表示が行える。これにより、複数のダッシュボードを組み合わせた複合ダッシュボードから洞察や伝票起票画面などのアクションを別個に起動することが可能で、業務の効率化と正確な意思決定を支援する。

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