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東建コーポレーション、クラウド利用で営業部門の生産性向上に成功

2015年1月16日(金)IT Leaders編集部

東建コーポレーションは、グループ内の社員6000人以上が利用するコミュニケーション基盤を刷新した。合わせて、タブレット端末約2600台を導入した。構築を手がけたNECが、2015年1月13日に発表した。

同社がこれまで利用していたコミュニケーション基盤は、社外からアクセスできない仕組みを採用していた。セキュリティを確保するためだ。しかしその反面、こうした仕組みは営業業務に支障をきたす場合があった。メール確認や業務報告、諸手続きを実施するには、外出先からいったん帰社しなければならない。このため、顧客を訪問中の営業担当者がその場で顧客ニーズに合わせて提案することは難しかった。

こうした課題を解決するには、場所や端末の制約を受けないコミュニケーション基盤への移行が不可欠。同社はそう判断し、クラウドサービスを利用した新システムの導入を決めた。

新システムは、電子メールやスケジュール管理、ファイル共有、インスタントメッセージ、Web会議といった機能を備える。社員は手元のブラウザからクラウド上のサーバーにアクセスすることで、これらの機能を利用できる。営業担当者をはじめとする外出の多い社員には、タブレット端末を配布した。こうしてコミュニケーションを円滑化した結果、業務効率化やきめ細かな案件管理を実現。生産性を大幅に向上させた。

日本マイクロソフトが提供するクラウドサービスを採用。NECが構築・導入を担当した。重要データは自社保有のサーバーに保管している。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 東建コーポレーション
事業内容 建設
導入システム コミュニケーション基盤
導入目的 業務効率化、生産性向上
主な利用製品 「Office 365」
関連キーワード

サービス業 / 住宅 / 不動産 / NEC / Microsoft / 東建コーポレーション / Microsoft 365 / Office 365

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