[CIOのための「IT未来予測」将来を見据え、目前のITを評価せよ]

【第15回】構成要素が絡むIoT、オープンイノベーションで加速を

2015年1月19日(月)大和 敏彦(ITi代表取締役)

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が色々なところで取り上げられている。事例やソリューションが紹介されるケースも増えてきた。なぜ今、IoTがこれほど注目されるのか。その理由と背景を考えてみよう。

 IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が注目されている理由は大きく2つある。1つは、インターネットやクラウドの進化につれて、IoTによる差異化や競争力を実現しようとするためである。第10回『IoTによってビジネスを変える』で述べたように、既存分野をIoTテクノロジーによって競争力を強化したり、サービスモデル化を進めたりしようとしている。

 すなわち、機器やデバイスをネットワークで接続し、モニターするだけでなく、機器の持つ情報やセンサーによる情報を集め蓄積し分析することで、より良い保守サポートや機器の改善に利用する。

 具体的には、機器に対する予兆診断や、リモートメインテナンス、機器につけたセンサーデータを用いた最適オペレーションや、効率の良いオペレーションの実現である。さらに、それらセンサーから集めたデータをマーケティングや機器の改善に利用することも可能になる。

 第11回『Industrial InternetとIndustry 4.0にみる製造業へのITインパクト』で取り上げた米GEや英Rolls-Royce飛行機用エンジン、蘭PhillipsのLaaS(Lighting as a Service)のように、サービス化のためにもIoTは必要な技術である。

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