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モデルベース開発の本格導入を支援、ISIDが構想設計支援システムの最新版を発売

2015年2月2日(月)IT Leaders編集部

ITサービス事業者の電通国際情報サービス(ISID)は2015年1月30日、製品開発における構想設計業務を支援するシステム「iQUAVIS(アイクアビス)」の最新版となる「同Ver.3.0」の提供を開始した。

 構想設計業務は、CAD(Computer Aided Design)などを使っての詳細設計の前段階に位置するもの。「iQUAVIS(アイクアビス)」のVer.3.0では、モデルベース開発(MBD:Model Based Development)の手法を、より大規模な開発プロジェクトに本格導入するための機能を追加した。

 具体的には、性能/機能の目標や、ユニット、部品など、役割や粒度が異なるモデルを連携させ、相互の影響度合いや設計チーム間で背反する要求に対する設計差分を管理し、段階的に詳細化しながら精緻に検証できるようにした。製品全体の目標値達成に向けて、成功確度が高い設計検討が可能になる。

 例えば自動車開発では、車両全体の目標値を実現するために、燃費や出力といった性能/機能面での目標値と、エンジンやトランスミッションといった物理的な実現手段について、それぞれを担当する複数のチームが同時並行で構想を検討していく。さらにエンジンなどのユニットは、それを構成する複数の部品レベルに詳細化して検討する必要がある。

 そのためVer.3.0では、構想設計で検討すべき「要求分析(達成すべき要求の具体化/定量化)」および「部品設計(物理的な実現手段の検討)」の各段階におけるモデリング機能を強化。新たに「機能設計(要求を実現する理想的な技術シナリオの検討)」をモデルとして定義する機能を実装した。

 各検討段階におけるモデル間の関連性は、システム上で保持され相互に連動する。それぞれの段階を行き来しながら検討を進めることが容易になる。

 より精緻な設計検証のために、「機能設計」におけるモデルのシミュレーション機能および、「部品設計」におけるモデルと1Dシミュレーションツールとの連携機能を追加した。モデリング言語のOpenModelicaとの連携に対応。Modelica言語を用いた1Dシミュレーションツールとの連携は、ユーザー環境に応じてカスタマイズできる。
 

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