中国電力は、PostgreSQL導入におけるアセスメントと適用検証を実施した。今後は、統一方針となる導入ガイドラインを策定し、社内に展開する予定だ。システム基盤へのオープンソースソフトウェア(OSS)適用を推進することが狙い。アセスメントと適用検証を支援したアシストが、2015年2月2日に発表した。
同社はITコストの低減を目的に、一般的に利用実績の高いOSSを積極採用している。その一環として、OSSのデータベースであるPostgreSQLの社内普及に取り組んできた。しかし、既存データベースからの移行方法や性能確保の判断基準といった知識が社内に不足しているため、導入は思うように進まなかった。
こうした現状を打破するため、PostgreSQLをデータベースとして選定した場合の適用検証などを実施。「統合PostgreSQL基盤」として、2014年6月に社内公開した。今後は、導入ガイドラインを策定・拡充し、さらなるノウハウの向上を図る。ガイドライン公開後は、検証結果の共有や技術者の育成などを進め、PostgreSQL利用のさらなる推進を図っていく。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 中国電力 |
事業内容 | 電気・ガス |
導入システム | PostgreSQLの導入アセスメントと適用検証 |
導入目的 | システム基盤のOSS化促進 |
主な利用サービス | 「PostgreSQLコンサルティングサービス」(アシスト) |
*当初、タイトルを「導入ガイドラインを策定・展開しOSSの社内利用を促す」とし、本文ではガイドライン策定済みとしていましたが、リリース文に誤りがあり、ガイドライン策定は計画中との申し出がありました。実状に合わせ、タイトル/本文を修正しました。
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