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米Red Hat、ハイブリッドクラウドでの仮想化を実現する「Red Hat Enterprise Virtualization 3.5」の提供を開始

2015年2月18日(水)IT Leaders編集部

米Red Hatが仮想化基盤を実現するソフト「Red Hat Enterprise Virtualization 」の提供を2015年2月11日(現地時間)から開始している。オンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド環境を対象に、統一的な仮想化環境を実現できる。企業利用に向けて、仮想化環境のプロビジョニングや設定、モニタリングの可視化機能を高めた。

 最新版の「Red Hat Enterprise Virtualization 3.5」は、クラウド上での仮想化環境と、既存の仮想化環境におけるデプロイメントを両立できるのが特徴。OSS(Open Source Software)のIaaS(Infrastructure as a Service)構築ソフト群である「OpenStack」のイメージサービス「Glance」やネットワーキング「Neutron」との統合と、共通サービスの共用化の機能を用意する。

 これによりシステム管理者は、リソースを1度でインフラ全体にデプロイできるようになる。オンプレミスとクラウドの両方のワークロードに対する仮想マシンのプロビジョニング手順の統一も図れる。

 システム管理機能も強化した。システム管理プラットフォーム「Red Hat Satellite」と統合し、ベアメタルホストのライフサイクル管理とプロビジョニングを実現。「oVirt Optimizer」との統合では、リアルタイム分析によるコンピュートリソースの最適化を図ることで、仮想マシンのプロビジョニング時に、リソースを割当てるバランスを特定する。

 拡張性では、NUMA(Non-Uniform Memory Access)への対応を、ホストNUMA/ゲストピニング/仮想NUMAに拡張することで、物理メモリーのアクセス時間に関するリソースの過負荷を抑える。Red Hat Enterprise Virtualizationに対応する異なるデータセンター間でのストレージドメインの移行を可能にすることで、パートナー各社が持つ製品がサイトリカバリー機能を利用できるようにした。

 Enterprise Virtualization 3.5の提供形態には、スタンドアローン製品と、「Red Hat Enterprise Linux」と組み合わせた「Red Hat Enterprise Linux with Smart Virtualization」、従来のデータセンター仮想化からOpenStackを使用したクラウドへの移行を支援する「Red Hat Cloud Infrastructure」(サブスクリプション製品)がある。

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