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クラウド型DDoS攻撃対策サービス、米Radware日本法人が提供開始

2015年3月9日(月)IT Leaders編集部

ネットワークセキュリティベンダー、米Radwareの日本法人は2015年3月6日、クラウド型DDoS(Distributed Denial of Service:分散サービス拒否攻撃)攻撃対策サービス「DefensePipe」を日本市場に向けて提供を開始すると発表した。ハイブリッド型アーキテクチャーにより、防御の幅を広げ、軽減措置の迅速化を図っている。

 DefensePipeは、DDoS(Distributed Denial of Service:分散サービス拒否攻撃)攻撃への対策として、ハイブリッド型アーキテクチャーを採用したのが特徴。同社のDDoS対策製品「DefensePro」をオンプレミスに導入し、企業データセンターを防御。大量のトラフィックが発生した際には、世界7カ所にある同社スクラビングセンターへ自動通知し、ネットワーク経路を切り替えて攻撃に対応し、安全なトラフィックのみを企業のデータセンターへ流す。

 月額課金サービスとして提供される。企業規模やサービスの内容により
「DefensePipe Attack Traffic Model」「DefensePipe Legitimate Traffic Model」「DefensePipe Economy」「AMS as a Service」「DefensePipe Peak Protection」の複数のサービスモデルを用意する。

 DefensePipe Attack Traffic Modelは、攻撃トラフィックと正当トラフィックの総量をモデルにした価格体系で、最大トラフィック量40Gbpsまでサービスを提供する。DefensePipe Legitimate Traffic Modelは、正当トラフィックの量をモデルにし、最大正規トラフィック量12Gbpsまで提供する。参考価格は月額77万円からである。

 DefensePipe Economyは主に一般企業を対象にした体系で、正当トラフィック量100/200Mbpsの2種類で提供する。契約内で処理する攻撃軽減処理は1カ月間で24時間まで。時間追加オプションも提供する。参考価格は月額50万円から。

 AMS as a Serviceは、オンプレミスに設置するDefenseProのレンタルと管理が含まれるサービスで、トラフィック量および対象、ネットワークセグメント数に応じた価格体系で提供する。

 DefensePipe Peak Protectionは、主にMSSP(セキュリティ管理サービスプロバイダー)を対象にしたサービスモデルで、10Gbps以上の大規模攻撃発生時のみ軽減策を提供する。

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Radware / DDoS / サイバー攻撃

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