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米Apple、iOSアプリケーションで医学研究向けデータを収集できるツールを発表

2015年3月11日(水)IT Leaders編集部

米Appleは2015年3月9日(米国時間)、iOSアプリケーションを使って医学研究向けのデータを収集できるツール「ResearchKit」を発表した。ヘルスケアアプリケーションなどからデータを収集して医学研究活動に活用できる。

 ResearchKitは、医療や健康に関する研究用に設計されたOSS(Open Source Software:オープンソースソフトウェア)フレームワーク。医師や科学者がiPhoneなどのiOSアプリケーションを使って患者のデータを収集できるようにする。患者やデータの提供者は、参加する研究内容や提供するデータを選択できる。4月にリリースする予定だ。

 例えば、患者の持つiPhone上の加速度センサーやマイク、ジャイロスコープ、GPSセンサーなどを使ってデータを収集・分析することで、個々の患者の運動機能や健康状態、言語能力、記憶力などが把握できるようになる。

 サードパーティ製のデバイスやアプリケーションで測定された体重や、血圧、血糖値、ぜんそく用吸入具の使用といったデータをアプリケーション経由で収集することも可能になる。「iOS 8」から導入したソフトウェアフレームワーク「HealthKit」を使うことで、ヘルスケア/フィットネス関連のアプリケーションを相互に連携させる。

 大規模な研究においても、様々な人口構成のデータにアクセスできるようになるほか、研究への参加者はアプリケーションから直接、タスクを実行したり調査結果を提出したりできるため、データ収集時のペーパーワークなどにかかる時間を短縮できる。

 既に複数の研究機関が、ぜんそくや、乳がん、心臓血管疾患、糖尿病、パーキンソン病の研究用アプリケーションを開発しているという。

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