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日本IBM、OpenStack使うハイブリッドクラウド構築を支援

2015年3月23日(月)IT Leaders編集部

日本IBMは2015年3月20日、OSS(Open Source Software)のクラウド構築用ソフトウェア「OpenStack」を使ったクラウド環境を構築するための支援サービス「OpenStack構築支援サービス」を発表した。同社が提供するIaaS(Infrastructure as a Service)の「SoftLayer」などのパブリッククラウドと連携するハイブリッドクラウドの構築を可能にする。

 OpenStack構築支援サービスは、OSSの「OpenStack」を使ってプライベートクラウドを構築したり、外部のパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドを構築したりするためのサービス。業務アプリケーションやデータの可搬性を確保する。

 これにより、パブリッククラウドで小さく始めた業務をプライベートクラウドに本格展開したり、プライベートクラウドで稼働している業務アプリケーションのピーク時の負担軽減やバックアップにパブリッククラウドを使用したりが可能になる。

 ハイブリッドクラウド環境では、仮想化環境の管理ツール「IBM Cloud Manager with OpenStack V4.2」を利用し、異機種混合のサーバー環境上で動作する何千ものイメージを単一のユーザーインタフェースで管理できるようにする。IBMのz/VMやPower Virtualization Center、PowerKVMのほか、KVMやVMware、Microsoft Hyper-Vも対象になる。

 ITインフラの運用には、同梱の「IBM Platform Resource Scheduler」を使う。ハイブリッドクラウドで利用しているCPUやディスク、ネットワークなどを同一画面から管理できる。ITガバナンスの向上やITサービスの見える化により、企業ITの全体最適を図る。ポリシーベースによる自動的なリソース管理により、運用管理者の負担を軽減する。

 OpenStack構築支援サービスの料金は1500万円(税別)から。構築期間は3カ月からになる。

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