[中国電脳事情]

【中国電脳事情セレクション】中国政府、モバイル/IoT時代の「インターネット+」戦略を発表、ほか

2015年3月27日(金)足立 治男

中国メディア各社の報道から、IT関連の最新動向を紹介する「中国電脳事情」。1カ月間に報じられた主要なニュースから重要なものをピックアップしてお伝えする。

 今回は、中国の国会に相当する中国人民政治協商会議の第12期全国委員会第3回会議(3月3日から13日まで開催)および全国人民代表大会の第12期第3回会議(3月5日から15日まで開催)の会期中に話題となったIT関連のトピックについて詳しく紹介する。なお、前年の模様については、【中国電脳事情・特別版】国会で様々な提言を行った中国のITリーダーたちを参照されたい。

中国政府、モバイル/IoT時代の「インターネット+」戦略を発表

─新浪科技(2015年3月5日)

 2015年3月5日、全国人民代表大会が開幕し、国務院(日本の内閣府に相当)総理の李克強氏は政府活動報告を行った。その報告に「インターネット+」と題した行動計画が登場し話題となっている。これは、工業化と情報化の融合を促進し、ネット化、デジタル化、スマート化などの技術を開発・利用し、世界の注目分野における主導権を獲得していこうというものだ。以下、同報告における当該の箇所をピックアップしてみる。
訳者注:中国では三権分立を採用していないので、全国人民代表大会(全人代)が国家の最高権力機関となっている。中央政府である国務院は全人代に対して責任を負い、1年間の業務活動の報告をする義務を負う。いわば株主総会の構図と類似している。

 李氏が掲げたインターネット+とは、「モバイルインターネット、クラウド、ビックデータ、IoTなどと近代製造業とを結合させ、EC事業と工業インターネット、インターネット金融の健康的な成長を促進し、インターネット関連企業の国際市場への参入を支援するもの」だという。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

【次ページ】百度CEO「中国大脳計画で人工知能をイノベーション創出に」
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
バックナンバー
中国電脳事情一覧へ
関連キーワード

中国 / アジア

関連記事

【中国電脳事情セレクション】中国政府、モバイル/IoT時代の「インターネット+」戦略を発表、ほか中国メディア各社の報道から、IT関連の最新動向を紹介する「中国電脳事情」。1カ月間に報じられた主要なニュースから重要なものをピックアップしてお伝えする。

PAGE TOP