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ふくおかフィナンシャルグループ、リスク管理業務の実効性高めるシステムを導入

2015年3月31日(火)IT Leaders編集部

ふくおかフィナンシャルグループは、内部監査支援システムを構築した。2015年3月23日から、グループ行である福岡銀行、熊本銀行、親和銀行において稼働させている。製品導入を担当した日立製作所と日立ソリューションズ西日本が、同日発表した。

計画立案や実施、結果分析といった監査プロセスにおいて必要となる情報収集や文書作成といった業務を支援するシステムを構築した。店舗に対する監査業務を効率化することが狙い。

新システムは、主な3つの機能を備える。第1は、店舗に対する監査計画の立案支援である。監査担当者別のスケジュール表を作成するほか、過去の監査結果やモニタリング項目を基にリスクアセスメント表を作成できる。

第2の機能は、 監査実施支援だ。 監査項目ごとに対応した業務マニュアルのほか、定型化した指摘事項を表示する。 監査実施後、指摘事項に関する店舗の対応状況を登録することも可能。

第3は、監査結果の分析機能である。定型的な統計・分析帳票を作成する「データ抽出機能」により、監査実施状況の推移や指摘項目・監査結果の統計データを可視化する。

日立ソリューションズ西日本の統合監査支援システムを用いて構築した。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 ふくおかフィナンシャルグループ
事業内容 金融
導入システム 内部監査支援システム
導入目的 監査業務の標準化・効率化
主な利用製品 「監明AI:Audit Integrate」
関連キーワード

金融 / 銀行 / 監査 / 日立ソリューションズ / 日立製作所 / ふくおかフィナンシャルグループ / 福岡県 / 福岡市

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