グローバル展開 グローバル展開記事一覧へ

[新製品・サービス]

日立、製造業向けグローバル調達ロジスティクスサービスを中国で開始

2015年3月31日(火)IT Leaders編集部

日立製作所は2015年3月30日、製造業を対象にしたグローバルな調達ロジスティクスの支援サービスを中国で4月1日から開始すると発表した。主に調達や物流領域を対象に、経営課題の共有/明確化といったコンサルティングから、ITサービス、調達代行、物流アウトソーシングまでを提供する。そのために中国の現地法人に「スマートロジスティクスサービス事業推進部」を設立した。

 中国で開始する「製造業向けグローバル調達ロジスティクスサービス」は、日立グループ自身の取り組みを基に事業化したもの。コスト構造改革策「Hitachi Smart Transformation Project」における「グローバル調達改革」や「グローバルロジスティクス改革」がベースになっている。中国のグループ会社における部品調達業務に一部先行適用したところ、輸配送コストを10〜20%削減できたとする。

 具体的なサービスは、大きく調達、調達EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)、物流の3つ分かれる。これらを基準にメニューを組み合わせ提供する。それに先立ち、現状分析や改善テーマの抽出、想定効果の算定などの上流コンサルティングを提供するほか、日本側の営業/事業部との連携も支援する。

 調達サービスは、日立ハイテクが持つ商社機能を利用するもの。材料調達業務や、生産拠点と近郊倉庫の在庫管理、VMI(Vendor Managed Inventory)オペレーション、海外からの輸入調達業務などを支援する。ファクタリング(売掛債権を買い取って債権回収をすること)などのファイナンスサービスも提供できる。

 調達EDIサービスは、日立ビジネスメディアサービスのEDIクラウド「TWX-21」を利用し、調達業務の電子化を図る。生産拠点とサプライヤーをグローバルに接続し、サプライチェーンの見える化や需給調整なども可能にする。

 物流サービスは、日立物流が持つグローバル物流ネットワークを利用するもの。国際物流では、海上/航空/輸送を活用したGWPF(Gate Way Plat Form)による共同輸送などを実施。国内物流では、各拠点にある物流センターの活用に加え、ミルクラン(巡回集荷)輸送、JIT(Just In Time)納入などを組み合わせた物流アウトソーシングを提供する。

 サービス提供に向けて新設したスマートロジスティクスサービス事業推進部には、日立のコンサルティング部門/IT部門に加え、日立ハイテクノロジーズおよび日立物流の中国現地法人にある営業機能の一部を集約している。

 日立は、同サービスの中国展開で2018年度までに累計700億円の売り上げを目標にする。

関連記事

日立、製造業向けグローバル調達ロジスティクスサービスを中国で開始日立製作所は2015年3月30日、製造業を対象にしたグローバルな調達ロジスティクスの支援サービスを中国で4月1日から開始すると発表した。主に調達や物流領域を対象に、経営課題の共有/明確化といったコンサルティングから、ITサービス、調達代行、物流アウトソーシングまでを提供する。そのために中国の現地法人に「スマートロジスティクスサービス事業推進部」を設立した。

PAGE TOP