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米ラッカス日本法人、ギガビット無線LAN「802.11ac Wave 2」準拠のWi-Fiアクセスポイントを発売

2015年4月8日(水)IT Leaders編集部

無線機器メーカー、米ラッカスワイヤレスの日本法人は2015年4月7日、802.11ac Wave 2準拠のWi-Fiアクセスポイント「Ruckus ZoneFlex R710」発表した。5GHz帯で1733メガビット/秒、2.4GHz帯で800メガビット/秒の合計2ギガビット/秒以上の総合データレートを実現している。2015年第1四半期に発売する。

 Ruckus ZoneFlex R710が対応する802.11ac Wave 2は、最大6.9ギガビット/秒での通信を可能にする無線LANの通信規格。同一周波数で複数のデバイスに同時に送信できる「MU(Multi User)MIMO」を採用する。同規格対応のWi-Fiアクセスポイントは、 ZoneFlex R710が初めてという。

  ZoneFlex R710は、MU-MIMOにより最大500のクライアントを同時接続できる。4つの独立したアンテナを持ち、同一チャンネルの電波干渉を減らすことで、ラジオ当たり4000以上の指向性を持つアンテナパターンを動的に作り出す。モバイルクライアントの位置に合わせて通信することで、アップリンク性能を最大化したり、クライアント側の弱い信号の受信性能を改善したりする。

 内蔵するUSBポートに、BLE(Bluetooth Low Energy)のビーコンやIoT(Internet of Things:モノのインターネット)関連デバイスを接続できる。位置情報サービスや分析サービス「Ruckus SPoT」と組み合わせれば、利用者の位置情報を取得し分析できる。公的な場所にWi-Fi機器を投資しても、これら情報分析によるマネタイズによって投資回収が可能になるとしている。

 既存のWi-Fiクライアントとは下位互換性を備え、スタンドアロンのWi-Fiアクセスポイントとしても、集中制御の「Ruckus Smart Wireless LAN」の一部としても機能する。ギガビットEthernetポートを2つ持つ。802.3af PoE(Power over Ethernet)にも対応している。

 Ruckus ZoneFlex R710の価格はオープンである。

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