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ヴイエムウェア、VDI構築・運用環境「Horizon」でCitrixの「Xen」環境の一体運用を可能に

2015年4月27日(月)IT Leaders編集部

米ヴイエムウェアの日本法人は2015年4月23日、同社のVDI(Virtual Desktop Infrastructure)製品「VMware Horizon」において、米CitrixのVDI製品「「Citrix XenApp/同XenDesktop」を含め、エンドユーザー単位でアプリケーションを仮想化・配信するためのセット商品の提供を開始したと発表した。VDI環境の一元的な運用管理が可能になる。

 提供を始めたのは、「VMware Horizon Application Managementバンドル」。2015年2月に発表したエンドユーザー環境の管理ツールである「VMware Workspace Environment Management(WEM)」を中核に、買収した米Immidioのモバイル環境の管理技術に基づく「VMware User Environment Manager(UEM)」などを組み合わせている。

 具体的には、UEMのほかに、「VMware vRealize Operations for Published Applications」と「同Workspace Portal」「同App Volumes」「同ThinApp」である。

 UEMは、物理環境から仮想環境、クラウド環境までを対象に、個々人に向けたカスタマイズと動的なポリシー設定を可能にするツール。エンドユーザーのプロファイル管理を簡素化できる。エンドユーザーは、機器や場所を問わず自らの用途にカスタマイズされたデスクトップ環境にアクセスできる。

 Workspace Portalは、エンドユーザーが利用できるアプリケーションへの統一的な窓口を提供するためのツール。エンドユーザーのアクセス先を一元化することで、IT関連コストの削減を図る。

 vRealize Operations for Published Applications」は、Citrix環境での障害対処の簡素化と停止時間の削減を図るためのツール。アプリケーションやセッション、エンドユーザー、インフラなどの別に主要な性能指標を取得できる。

 App Volumesは、仮想化したアプリケーションのリアルタイム配信ツール。ThinAppは、アプリケーションの仮想化ツールである。

 VMware Horizon Application Management バンドルの市場予測価格は、1万3000円(税別、以下同様)から。指定ユーザーもしくは同時接続ユーザー単位のライセンスで提供される。またUEMはバンドルのほか、単体または「VMware Horizon 6 Enterprise」の一部としても提供される。単体での市場予測価格は3200円からである。

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