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[CIOのための「IT未来予測」将来を見据え、目前のITを評価せよ]

【第19回】IoTを成功に導く4つのモデル

2015年5月18日(月)大和 敏彦(ITi代表取締役)

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の広がりが叫ばれ、IoTに関するニュースが毎日のように流れている。IDC Japanの発表によると、IoTの市場規模は360兆円に達すると予測されている。IoTは実際、どのような使われ方をしているのか。先行事例を元に、IoTで成功するためにはどのようにアプローチすべきかを考えてみたい。

図1:業種別に見たB2BのM2M利用の2013年から2014年に向けた伸び率図1:業種別に見たB2BのM2M利用の2013年から2014年に向けた伸び率
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 米ガートナーの最近の予測では、2020年に260億のデバイスがインターネットに接続される。また、米Verisonのレポートでは、既に12億個以上のB2B(Business to Business)向けのIoTデバイスが機能しており、今後年率28%で伸びていくと予測している。結果、2025年にはIoTを採用する企業の活動効率は、使わない企業と比べて10%以上、高くなる。

図2:IoT活用の4つのモデル図2:IoT活用の4つのモデル
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 図1に、2013年から2014年のB2BにおけるM2M(Machine to Machine)の伸びを示す。これまでも取り上げてきたように、製造業における伸びが一番高い。IoTの製造業に対するインパクトが広がり始めている。

 IoTの活用事例を分類していくと図2のようになる。これらの分類に従って、海外の報道などを含めた事例を参考に、IoTでの成功要因や考慮点を探ってみたい。

分類1:効率や生産性向上、コスト削減を目的としたサービス

 データを収集し分析することで、適切なアクションにつなげることをサービスとして提供するモデルである。米GEや英Rolls Royseにおけるジェット機用のエンジンや、小松製作所や日立建機における建設機械の監視や状況把握といった例が有名だ。

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