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富士通、USBポートに接続する携帯型の静脈認証センサーを発売

2015年6月17日(水)IT Leaders編集部

富士通と富士通フロンテックは2015年6月16日、USBポートに直接接続できる携帯型の静脈認証装置を9月下旬に発売すると発表した。外出時や現場作業などでタブレット端末などを使用する際に、静脈を使った認証が可能になる。

 発売する携帯型センサーは、手のひらの静脈を使って認証する非接触型の「生体認証 PalmSecure-SLセンサー」の新形態。大きさは、幅62mm×奥行き33mm×高さ15.5mmで、直接USBポートに直接接続して使用する。

 PCにログオンするための専用製品と同じセンサーを採用。ケーブルをなくして端末に直結することで、タブレット端末などで使用する際の利便性を高めた。既存製品を既に利用している場合は、モバイル用として併用できる。

 センサー上に手のひらをかざせば、高速で連続撮影され、認証に適した画像を選んで自動的に照合する。手のひら静脈は体内情報であるため偽造が困難なほか、手荒れや乾燥などの外的要因を受けにくい。装置に触れないため衛生的で、自然な動作で利用できる。

 PalmSecure-SL ポータブルセンサーの価格は、1万7500円(税別)。別途PCログインソリューションが必要である。富士通グループ全体で、今後3年間に120億円(ハード/ソフト/SIを含む)の販売を目標にする。

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