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アイネット、VMwareのSDDCを全面採用し企業向けクラウド基盤を刷新へ

2015年6月26日(金)IT Leaders編集部

データセンター事業などを手がけるアイネットは2015年6月25日、同社の企業向けクラウドの中核サービス「EASY Cloud」の基盤を刷新すると発表した。米VMwareが提唱する「SDDC(Software Defined Data Center)」アーキテクチャーを全面的に採用し、可用性を高める。新サービス「Next Generation EASY Cloud」として、2015年11月から提供する予定だ。

 2015年11月に開始予定の「Next Generation EASY Cloud」は、ミッションクリティカルな用途や、複数のデータセンターを連携して利用することなどを想定した企業向けのクラウドサービス。現行の「EASY Cloud」がリソースプール型であるのに対し、米VMwareが提唱する「SDDC(Software Defined Data Center)」アーキテクチャーを全面採用することで、仮想化環境をソフトウェアで定義・制御するクラウドに一新する。

 具体的には、VMwareの「VMwarevSphere 6」が持つ「vSphere HA」「vSphere FT」、および災害対策ソフトウェア「VMwarevCenterSite Recovery Manager」などより、可用性を高めることで、ミッションクリティカルな利用にも対応。「VMware NSX」を使ったネットワーク仮想化により、地理的に異なる拠点間での仮想マシン(VM:Virtual Machine)の可搬性や、複数データセンターを活用したインフラ設計を可能にする。

 グローバル展開用途では、「VMwarevCloud Air」との連携で、vCloud Airの海外データセンターで運勢されているクラウドに対しても、Next Generation EASY Cloudの単一コンソールから制御できるようにする。「仮想化運用代行センター(VOC:Virtualization Operation Center)」を使った、セルフサービス型ではないサポート体制も用意する。

 加えて、クラウド基盤自身に、標的型攻撃に対する内部対策や監査にも対応できるネットワークセキュリティを実装する。

 Next Generation EASY Cloudの用途としてアイネットは、広域災害対策(DR)のほか、「LongDistance vMotion」テクノロジーによる、オンプレミスやデータセンター間でのVMのオンライン移行や、異なるvSphere/vCenter間での移行、海外拠点のITリソース管理などを挙げる。

 アイネットは、2009年に首都圏にデータセンター「inet primary」を開設。その後、「inet north」(北海道)や「inet east」(長野)を加え広域バックアップなどにも対応してきた。2010年からEASY Cloudを開始し、SaaS(Software as a Service)を含むクラウドサービスを展開してきた。現時点の顧客数は、1000社を超えるとしている。

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