セキュリティベンダーの蘭ジェムアルトは2015年7月3日、最大10×10Gbpsの通信速度でやり取りするデータを暗号化するための通信装置を発表した。データを暗号化することで、企業における機密情報や顧客情報などの漏洩や改竄を防止する。
新製品「CN8000」は、4Uシャーシに10 Gbps暗号化ポートを最大10本装着できる通信暗号化装置。ネットワークに接続し、そこを流れるデータ自体を物理的な乱数生成器を使って暗号化する。不正アクセスを受け情報が漏洩した場合も、データを読み取れないようにする。
製品の開発・サポートでは、豪SenetasとスイスのID Quantiqueと協業している。ネットワークへの追加負荷を減らし、ワイヤースピードで暗号化する。プライベート/パブリックのクラウド環境で利用できるようマルチリンク/マルチテナント機能を持つ。暗号化には、量子物理学を適用しているという。
CN8000の主なユーザー層は、大規模かつ大容量のネットワークを運営する企業。ジェムアルトは、CN8000を含む暗号化ソリューションを「SafeNetマルチリンク High Speed Encryptor(HSE)」として展開する。
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