[新製品・サービス]

ベリタス、シマンテックからの分社後に向けクラウド対応などを強化した製品群を発表

2015年7月13日(月)IT Leaders編集部

シマンテックの情報管理部門であるベリタスは2015年7月10日、バックアップや情報管理などの新製品群を発表した。ビッグデータと、それに伴うストレージの断片化などに対応し、ハイブリッドクラウド環境に保存されているデータの有効活用を可能にする。2015年10月にベリタスとシマンテックの分社が計画され、2016年1月までに完了する予定である。

 発表したのは、ビッグデータやクラウドに対応するためのデータ管理ツール群と、データを利用するアプリケーションを含めたITサービスを管理するツール群。データ管理ツール群では、バックアップ製品の「Veritas NetBackup 7.7」や、非構造データに対応するための「Veritas Information Map」を投入する。

 NetBackup 7.7は、同社バックアップ製品の最新版。VMware vSphere 6やMicrosoft Hyper-Vのハイパーバイザーとの統合を強化。同時にAWS(Amazon Web Services)やGoogle Nearlineなどを使ったハイブリッドクラウド環境に対応した。クラウド環境での性能は従来バージョンから最大30倍高速になった。

 Information Mapは、非構造化データに対する可視性を高めるためのクラウドアプリケーション。NetBackupからメタデータを収集し、クラウドに保管した後にビジュアル表示する。全データの中から、リスクがある領域や情報価値がある領域、無駄になっている領域を特定でき、情報リスクの低減や情報ストレージの最適化に向けた意思決定を支援する。

 非構造データ関連では、「Veritas Data Insight」の新版「5.0」も発表した。アクセス制御の追跡とライセンスの保有状況を統合管理し、ファイル共有のセキュリティを保証する。非構造データの分析機能を拡張し、自社のストレージ環境とオンラインストレージ「Box」を組み合わせた全体のガバナンスの確立を支援する。利用者がリスクとデータ機密性の関連について理解を深められるようにもなる。

 ITサービス関連では、「Veritas InfoScale」と「Veritas Resiliency Platform」を発表した。InfoScaleは、アプリケーションの可用性とソフトウェア定義ストレージの機能を提供するソフトウェア。物理環境と仮想環境で利用されている多層型アプリケーションの可用性を高める。単一のWebベースの管理インタフェースを通じて、データセンター全体のデータの利用状況を把握できる。

 Resiliency Platformは、ITサービス継続性を維持するためのソフトウェア。マルチベンダー下の物理/仮想環境において、より重要なデータとアプリケーションへの常時アクセスを確保する。重要なアプリケーションが求めるサービスレベルを満たすと同時に、企業内のITサービスがどのように利用されていくかを予測することも可能になる。

 NetBackup 7.7とInfoScaleは、すでに提供を始めている。Resiliency PlatformとData Insight version 5.0は2015年後半に、Information Mapは2015年中にそれぞれ提供を開始する予定である。

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