[データの説得力を高めるインフォグラフィックスの基礎知識]

【第4回】レーダーチャート〜データのバランス傾向を確認する

2015年9月16日(水)川畑 英貴(米QlikTech日本法人ソリューション・コンサルティング本部シニア・ソリューション・アーキテクト)

最近のBI(Business Intelligence)/BA(Business Analytics)では、インフォグラフィックス(Info-graphics)の技術を適用した様々なグラフが作成できるようになっています。データの可視化方法として重要性が高まるグラフについて、それぞれがどんなデータを可視化するのに適しているのか、そのグラフを作成するために必要なデータ項目は何かなどを解説していきます。棒グラフ/円グラフだけのプレゼンテーションから卒業しましょう。今回は、みなさんも良く目にする「レーダーチャート」を取り上げます。

レーダーチャート

図1:レーダーチャートの例図1:レーダーチャートの例
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レーダーチャートの説得力

 レーダーチャートは、全体のバランスを調べたり、カテゴリ間の比較をしたりするための、折れ線グラフの一種です。横軸を 360 度1周するように配置し、項目ごとに1つの集計値を表示します。その形は、クモの巣やレーダーの画面に似ています。項目数は4~12項目程度を用いるケースが多いようです。

 ビジネス分野におけるレーダーチャートの使い方の1つに、図1のように月別/カテゴリ別に売上高のバランスを見るということがあります。レーダーチャートは、折れ線グラフを変形させたものですが、図1のチャートを折れ線グラフで表現すると、一般的には図2のようになります。

図2:一般的な折れ線グラフで図1と同じ内容を示した例図2:一般的な折れ線グラフで図1と同じ内容を示した例
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 図2では、時系列で値の推移を確認することが容易です。これに対して、図1のレーダーチャートでは、データの推移よりも全体的なバランスを確認するのに適していることが分かります。

作成に必要なデータ項目

 レーダーチャートを作成するのに必要な項目は以下の通りです。

軸項目:カテゴリ項目(カテゴリと色分け)
数式:集計したい項目(合計値、レコード数、平均など)

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