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テックビューロ、仮想通貨ビットコインの基盤「ブロックチェーン」の構築用ソフトウェアを発表

2015年9月28日(月)IT Leaders編集部

仮想通貨のビットコイン取引所などを運営するテックビューロ(本社:大阪府大阪市)は2015年9月25日、P2P型のデータ管理ネットワーク構築用ソフトウェア「mijin」を発表した。低コストでダウンタイムが低いネットワークを構築できる。

 テックビューロの「mijin」は、仮想通貨のビットコイン(Bitcoin)が利用する「ブロックチェーン」技術を使ったプライベートP2P(Peer to Peer)ネットワークを構築するためのソフトウェア。社内またはパートナー間でのみ利用できる「Permissioned Blockchain」環境をクラウド上に構築できる。ダウンタイムの低減に加え、セキュリティレベルやパフォーマンスの向上、コスト削減を図れる。

 複数のサーバーを立ち上げ、それらのノードが自動的にコンセンサスを取りながら動作する。いずれかのノードに到達したリクエストは自動的に全ノードに伝搬し、ブロックチェーンに記録される。

 プライベートな同一ネットワーク内では、秒間数千トランザクション以上という処理能力を持つ。地理的に分散したノード間での処理能力は、2015年末までに秒間25トランザクション、2016年末までに秒間100トランザクションの実現を目標にする。

 mijinで構築されたブロックチェーンは、既存のデータベースと入れ替えれば、単純なポイントサービスから、決済サービス、オンラインゲーム、航空会社マイレージ、ロジスティックス、保険、金融機関、政府機関などの大規模で高度なシステム基盤にまで利用できる。

 現在はクローズドベータテスト段階にある。2016年初頭に提携企業への提供を開始。同年春には有料の商用ライセンスに加え、オープンソースライセンスとしても一般公開する予定だ。

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