[海外動向]

GEがインフォシスと共同で新たなIoTソリューションを開発へ

2015年10月5日(月)杉田 悟(IT Leaders編集部)

米GE(General Electric)は2015年9月30日、インドの大手総合ITベンダーであるインフォシスと共同で新たなIoT(Internet of Things)ソリューションを開発すると発表した。開発は両社が参加するIoT関連団体Industrial Internet Consortium(IIC)の2つのテストベッドの取り組みとして進められる予定だ。

 インフォシスは、タタに次ぐインド第2の巨大ITベンダーで、コンサルティング、テクノロジー、アウトソーシングなどを世界50カ国以上で展開するグローバル企業だ。GEがこのインフォシスと組んで開発するのは、製造現場から得られる大量のデータを活用した2つの製造業向けソリューション。両社が参加する産官学による産業IoT向け団体であるIndustrial Internet Consortium(IIC)の、2つのテストベッドの取り組みとして進められる。

 「資産効率テストベッド」では、重要なインフラ資産を統合的に監視、分析して改善に結び付けるためのソリューションを開発する。最初のユースケースとして、航空機の着陸装置の予防保全に適用した。2015年9月に行われたGE主催のイベント「MINDS+MACHINES 2015」の会場で、デモンストレーションが行われた模様だ。このテストベッドの主導的な役割を務めたのがリードメンバーのインフォシスで、GEのほかBosch、IBM、Intel、PTCがサポートメンバーとして名を連ねている。

 「製造デジタルスレッドテストベッド(IDT)」は、製造業における設計、生産、フィールドテスト/サービスという3つのフェーズ間の連携にフォーカスし、故障原因の特定や迅速な修理につなげるためのソリューションを開発する。各フェーズのセンサー情報や履歴データをキャプチャ分析することで、フィールドエンジニアやサービスチームが、故障の原因を速やかに特定し、修理することを支援する。

 このIDTには、GEとインフォシスが開発した2つのオープンスタンダードな基盤サービスが採用されている。GEがクラウド事業者となって提供するIoT分析基盤の「Predix Cloud」は、同社が2015年8月に発表したもので、データの取得から管理、処理、さらにはユーザーインターフェースやアプリケーション開発環境まで提供する。インフォシスの「インフォシス情報プラットフォーム(IIP)」は、インメモリー分析とビッグデータ管理を提供するビッグデータ用の分析エンジンだ。

 IDTは、GEとインフォシスの2社がリードメンバーとなり開発を進めている。まずは、GEの子会社である航空機エンジンメーカーGE Aviation社のパイロットプロジェクトに実装される予定だ。
 

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