TISは2015年10月19日、EC(Electronic Commerce:電子商取引)事業の推進を支援するサービス「RetailCube」を開始したと発表した。ECサイトシステムの構築・運営だけでなく、業務分析や改革のためのコンサルティングなども提供する。
「RetailCube」は、企業の経営目標に基づき、EC(Electronic Commerce:電子商取引)事業の推進に必要な仕組みやシステムを総合的に提供するサービス。大きくは、事業コンサルティングと、ECに必要なシステムの構築・運用に分けられる。
事業コンサルティングでは、目標設定や戦略立案の支援、実店舗業務とEC業務を両立させるための業務分析や効率化などを実施する。例えば、「EC事業立ち上げ支援」では、経営者インタビューから、業務分析、現状の課題分析までを実施した後に、EC事業の方針や業務改善案、ECシステムの構築方針などを踏まえた事業計画の立案を支援する。
システム構築・運用では、事業コンサルティングで立案した計画を実現するための仕組みとして、ECサイト関連と業務関連のソリューションを用意する。ECサイト関連では、ECサイト構築用パッケージやサイトデザイン、CMS(Contents Management System)、決済代行、サイト分析などを提供する。業務関連では、基幹連携EAI(Enterprise Application Integration)や、コールセンターシステム、物流アウトソーシングなどを提供する。
さらに「EC事業全般の推進支援」では、社内のEC関連業務に関係する各部署と調整しながら、事業の立ち上げを支援するほか、システム構築のためのプロジェクトマネジメントを実施する。ECサービス開始後の関連業務や、プロモーション、問い合わせ対応などサイトの運営に関する業務も支援する。
RetailCubeの料金は、「EC事業立ち上げ支援」が実施期間2カ月からで240万円から(事業計画内容/業務ボリュームに応じて要相談)など。TISは2017年度末までに25社への提供を目指す。
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