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米オラクル、オープンソースDB「MySQL」の最新版の提供を開始

2015年10月23日(金)IT Leaders編集部

米オラクルがOSS(Open Source Software)のデータベースである「MySQL」の最新版「MySQL5.7」の一般提供を開始した。性能や、拡張性、管理性を高めた。JSONに対応することでNoSQL機能も強化した。複数のMySQLデータベースへのアプリケーション接続を容易にする「MySQL Router」も同時に投入している。米本社が2015年10月19日(現地時間)に発表した。

 「MySQL 5.7」では、データベースエンジンである「InnoDB」の最適化を図っている。性能と同時実行性、オンライン操作、空間インデックス、ネイティブパーティショニングなどの機能を高めた。ベンチマークテストでは「MySQL 5.6」の3倍の速度を達成したとする。

 レプリケーションにおける性能拡張性と可用性を改善した。具体的には、マルチソースレプリケーションの導入や、グローバルトランザクション識別子(GTID)の改良、マルチスレッドスレーブの強化などだ。オプティマイザーも改善し、動的なコストモデルによって、クエリーの性能とユーザー制御の向上を図っている。

 モバイルアプリケーションが必要とするGIS(Geographic Information System:地理情報システム)への対応を拡張した。InnoDBで空間インデックス、GeoJSON、GeoHashに対応した。

 管理性を高めるため、ネイティブのJSONデータ型とJSON関数に対応した。スキーマレスデータの保管・検索・操作が容易になる。新しい内部バイナリーフォーマットや、SQLとの統合、Generated Columns(生成列)を利用したJSONドキュメントのインデックス管理などの機能向上も図っている。セキュリティ面からは、安全なインスタンスの初期化やセットアップ/管理を可能にした。

 パフォーマンススキーマについては、メモリー、トランザクション、ストアドルーチン、プリペアドステートメント、レプリケーション、ロックの計測を可能にした。MySQL SYSスキーマでは、ヘルパー・オブジェクトを提供し、パフォーマンスや状態、使用状況、モニタリングに関する一般的な要件に応える。

 アプリケーションとMySQL間のルーティング機能を提供する「MySQL Router」の新版も一般提供を開始する。MySQLデータベースに対してクエリーを効率的にルーティングすることで性能と可用性を改善し、アプリケー ション開発の効率を高める。各種の開発言語からのMySQL Fabric対応も提供する。

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