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日立、ビッグデータの高速分析を可能にするオールフラッシュアレイを発売

2015年11月12日(木)IT Leaders編集部

日立製作所は2015年11月11日、「Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)ファミリー」のラインアップに、オールフラッシュアレイ「VSP F400」「同F600」「同F800」の全3機種を追加し発売した。大量データへの高速アクセス性能と信頼性を備えていて、新たなサービス開発や業務改善などに向けたビッグデータの分析・活用を支援する。

 日立製作所の「VSP Fシリーズ」は、データアクセス性能やデータ容量を強化した新フラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash DC2(HAF DC2)」を採用している。システムの導入や運用にかかるコストを抑えながら、高速なデータ分析に必要になる高いデータアクセス性能と信頼性を提供する。

 HAF DC2は、新たに日立独自のデータ圧縮機能を搭載、高いデータアクセス性能を維持しながら大量データの効率的な格納が可能となった。搭載フラッシュモジュール台数を抑え、導入コストの低減と、消費電力や設置スペースの削減を図れる。ディスクアレイシステムの「VSP Gシリーズ」(VSP G200、G400、G600、G800、G1000)にも搭載可能で、システムの規模や用途に応じて組み合わせて利用できる。

 ストレージ基本ソフトウェアには、ハイエンド向けストレージシステムを含むVSPファミリー全製品で採用している「Hitachi Storage Virtualization Operating System」を搭載した。データの欠損を防ぐ高度なデータ保護機能を持つなど、優れた信頼性を備えている。

 価格は、ファイバーチャネルが16Gbps×4ポート、キャッシュ128GB、容量約6.4TBからの「VSP F400」の場合で、1740万円(税別)から。2015年11月17日に出荷を開始し、データ圧縮機能は2016年2月から提供する。

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日立製作所 / Hitachi Virtual Storage Platform / SAN / SSD

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